メタボの医師や管理栄養士

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◎メタボの医師や管理栄養士


人の健康を守る「医師」や、病院に勤務する「管理栄養士」が、もし太っていたら・・・そんな話を書いてみます。


実際、世の中には、メタボの医師や管理栄養士がいます。
運動もせず、たくさん食べて、お酒を飲み、夜更かしをし、中にはタバコを吸う人もいます。
しかし彼らは、患者に対してこう言います。


「栄養のバランスを考え、食べ過ぎに注意し、お酒は控えめにしてくださいね。規則正しく生活し、適度な運動が大切です、タバコはやめたほうがいいでしょう」

「え?なに言ってるの?」と思うかもしれませんが、現実にあるんです。


では、なぜ自分ができないことを患者に勧めるんでしょうか。


それは、


「責められたくないから・訴訟を起こされたくないから」


です。


もう少し踏み込むと、娯楽のために使う「お金・時間」「社会的地位・名誉」などを失いたくないからです。


もし「好き放題やっていいですよ、私も好きにやってますから」と軽はずみなことを言ってしまうと、患者がそれを鵜呑みにして体調を悪くしたとき、患者から訴訟を起こされてしまう場合があるんです。
それを防ぐために、表向きは「無難なこと」を言うわけです。


本当に患者のためを思っているなら、自分が実践し、見本を示すのが愛ですよね。
仕事に誇りを持ち、患者に愛をそそいでいる医師や管理栄養士は、患者に助言する内容を自分も実践しています。
メタボの医師や管理栄養士は、患者のためではなく、自分の立場を守るために言葉を選んでいるわけです。


メタボな医師や管理栄養士は、ストレス解消のため目先の快楽を優先しているんです。
ストレスを溜めてしまうのは、自分の機嫌を自分でとれないからです。
そんな医師の診断は、はたして的確なんでしょうか・・・



◎スリムでいることが患者への愛


メタボの医師や管理栄養士って不思議ですよね。
医療関係者は人々の健康を守る立場ですから、まず自分が率先して健康でなければいけないはずです。
医療関係者が最優先でワクチンを打つのも、彼らが多くの人の先頭に立ち、「理論を実践して努力すれば健康になれるんだよ」と教えてあげる立場だからです。
しかも、みんなからお金をもらっているプロなんですから、患者から見れば、見本になるような体型でいてもらいたいですよね。
ちなみに、食べると痩せられる健康食品・ダイエット食品なんてないですからね。
そんなものがあれば肥満医療の現場で使われていますし、ドラッグストアの店員がみんなスリムかどうか観察すればわかることです。
また、「お金がなくて健康食品が買えないから痩せられない(お金がないから痩せられない)」と言う人はいないはずです。
本当にお金がない人は太るはずがないからです。



余談:
手術室勤務の経験がある看護師から聞いた話ですが、開腹手術をするとき、体脂肪があり過ぎると脂肪層が障害物となり、手術の精度が下がるんだそうです。
手術の器具も、脂肪でベタベタになりやすいということでした。
全身麻酔で意識がないのをいいことに、外科医から「この患者デブだからやりにくい」と言われることもあるそうです。
手術の成功率という視点からも、太りすぎは良くないと言えるかもしれません。


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