システムエンジニアってどんな仕事してるの?
最近、いろんなところで「システムエンジニアってどんな仕事してるの?」と聞かれます。そういうことを聞かれるのは嬉しい反面、どっから答えたらいいかわからん、という面もあり、ちょっとnoteに書き出してみようと思いました。
あくまでもフリーランスでやってる僕のケースですけど。
僕のステータス(状態)
システム系のプロダクトを開発したり、メンテしたりすることが、僕にとって現状の収入源です。
ちなみに、プログラミングのコーチの仕事やシステム導入の相談に乗ることなど、つまりプロダクトを自分では作らない仕事がそれに続きますが、今のところ収入の額面ではお小遣い程度です。
更にいうと、noteでの主な話題にしている言語化コンサルなどのプログラミング以外の仕事は、実のところまだ収入にはつながっていません。本気の部活みたいな感じで取り組んでいます。サービス構築中というステータスですね(2019年12月現在)。
仕事の受け方
システム案件を請け負うときに、僕の場合は個人事業主ですが、僕が直接受けることはそうそうありません。
基本的には僕とパートナーシップを結んでくださっている法人さんや独立系コンサルタントの方を通して仕事をいただきます。
僕の場合、たまたま(?)EC業界にいますが、なにから何まで商品知識があるわけでもないし、大手モールの管理画面操作はことごとく苦手だし、デザインセンスなどさらさら身につける気もないので、そういった諸々のことをカバーしてくれる人たちの中に混ぜてもらう必要があるんですね。混ぜてもらった上で、
● 彼らはシステムをいじる必要のある案件も怖がらずに請け負うことができ
○ 僕はその案件の中のシステム部分を切り出して仕事をもらうことができる
という関係性を築いています。共生ですな。
システムの仕事
システムの仕事は一言で「これ」とは言えません。
アプリを作ったり、WEBサービスを作ったり、ロボットをこしらえたり…というのは一般の人にもわかりやすいと思いますが、そういう見てわかるプロダクトを作っているエンジニアは One of them です。
僕の作っているシステムの目的は「自動化」です。
本来は人がやっていたもの(だけど、しんどいからぶん投げたい)や、理論上人間でもできること(でも、実際にできそうな鉄人が見当たらない)を、システムに置き換えて自動的に作業が進むようにするわけです。
しかも、システム自体の姿形が見えないことをむしろ善しとする + 勝手にどっか知らないところで動く、この2つを前提に作ることが多いので、ユーザが触れるスイッチやボタンすら存在しません。
ときどきエラーが起こると、原因などを究明するための記録がメールで飛んできたりするので、そいつの存在に気づく人もいますが、基本的にはそのシステムが動くことで達成される成果から逆算してその存在価値を認識してもらうしかないです。陰ながら動き続けて人間の手間を省くことが仕事なわけです。
ですので、
「こんなすごいアプリ作ったぜ!」
「こんだけの売上叩き出したぜ!」
のようにわかりやすく自慢できる要素がどこにもないです(笑)
だからと言って仕事がつまらないということは全然ないですけど。
まぁ、この地味な仕事に打ち込めるかどうかは向き不向きなんでしょう。僕は楽しいと思います。
誰に教わったか
僕は結構な低学歴なのですが、若い頃フラフラしてた話から「今はエンジニアやってます」と言うと、必ずと言っていいほど「どこでそんなややこしい技術を教えてもらったんですか???」とかなり不可思議そうな感じで質問されます。
そんなもん独学です。
本がいっぱい出てるので、自分で勉強して、自分でできるようになれますよ。みなさんもやりましょう! 1億総エンジニア!! とか言うと白目をむかれるので今は発言を控えるようにしてます。(← 割と昔は口走ってました…。)
真面目に説明すると、最初は趣味程度に独学ではじめて、その後会社で結構みっちり教えてもらいました。ところがその会社でのサラリーマンプログラマという在り方に嫌気がさしちゃったんです。で、せっかく会社で教えてもらった言語は永久追放しました。トラウマになったので。その後いくつかプログラマ以外の職種を転々します。その中で、将来独立したときに活かそうと思って複数の言語を独学し、今のフリーの仕事に至ります。
以前、自分のプログラミング言語遍歴をシリーズ物でまとめてみたnoteがあるので、興味のある方はどうぞ。
独学をサポートする仕事がしたい
そういうわけで、自分自身の中にプログラミング学習の成功体験が独学というスタイルでしか残ってないです。これからもプログラミング言語の勉強は続けていくと思いますが、まぁ独学でずっとやっていくでしょうね。
プログラミングレッスンのコーチを少し経験させていただいてて、これからこの分野の仕事は増やしていきたいと画策してますが、自然と方向性として「独学をサポート」というスタイルに向きつつあります。
結局、独学に慣れ親しんでしまえば、あとはせいぜい書籍代だけでどんどん新たな技術を習得していけるので、とにかく安上がりというのが嬉しい。新しい技術なんて次から次に出てきますからね。そのたびに学習コスト(マネー)が重くのしかかるようだと燃費が悪すぎます。
プログラミングという分野は専門用語も多くて、慣れるのに結構難儀すると思います。なので、最初だけ伴走するようにサポートさせていただいて、「独学慣れする」というのを念頭に置きながらコーチングできるような場作りを今後していきたいと思ってます。
弟子活もしたい
独学サポートみたいな形態でサービスできるようになって、様々なプログラマ志望の方たちと、まずはお会いする機会をたくさん設けたいです。
やっていく中で学んでいくことも多いと思いますし、どういうニーズがあるのかは、僕のスキルを吸い取りたいという人に会ってみないと実際のところはわからない。
でね、プログラミングのコーチングをしていく中で、お互いのニーズが一致すれば弟子活につなげたいとも思うんですよ。
弟子活とは、あわよくば結構実務的なレベルのプログラミングスキルを伝授させていただいて、ゆくゆくは仕事のパートナーになってくれる方を探す活動ですね。
ご縁ありきの話ですけど、プログラミングができるようになったら、僕が今までやってきた仕事持っててー!と思ってます(笑)
モニター募集してます
こんなノリの自分で良ければプログラミング学習の相談に乗らせていただきます。気軽にご連絡ください。
SN
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