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「〜を学ぶ」と「〜に学ぶ」の違い:反面教師をうまく利用せよ

先日、上に貼り付けた投稿で紹介させていただいた「研修講師養成講座」を引き続き読んでます。

著者は研修の場を、受け身で「教えてもらう」という意識でやり過ごすだけのものではなく、進んで積極的に学ぶ場 ー 著者の表現では「研究の場」 ー として定義しています。私はこの考え方にすごく憧れ+共感しながら読んでいます。

研修参加者に、進んで学んでもらう、自ら考えてもらうにはどうすればよいかというテーマは非常に深いですね。

このテーマを考察する中で、著者は「2つの学習スタイル」があると言います。

それは、

(1)〜を学ぶ

(2)〜に学ぶ

の2つです(第6章「場づくり」P.65 より)。

日本語文法では「を」と「に」という一文字の違いですが、雲泥の差と言っていいほど、学習者のスタンスとしては大きな違いがあるように感じました。

著者の説明を要約します。

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