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どんな世界に見える?〜ジェームズ・アレン『運命を変える7つの学びのステージ』より⑧〜

自己啓発や成功哲学に多くの影響を与えたと言われる
イギリスの哲学者ジェームズ・アレンの思想の実践本
『運命を変える7つの学びのステージ』から
一文を紹介しながら、私なりの考察を書いています

The one stage lesson 8
ある人たちにとっては、この世界は泥棒のすみかです
ある人たちにとっては
この世界は信頼と安心を深める仲間と生きる場所です

脳は質問されると、その答えを探し続けるといいます

なぜなら脳は「わからない状態」を
嫌う性質があるからなのです


質問が、あなたの経験や考えから答えを導き出せないものだったとき
その質問は潜在意識に働いて、答えを導き出そうとします


例えば小さなことで言えば
「今日、ランチなにを食べようかな」と
漠然と考えていると

いつも行っている場所や買っている所の中で
ランチを探そうとします

そうすると新しい発想は生まれません


でも「頑張ったから、ご褒美になるようなランチにしたいな」と考えると、
ネットで探してみたり人に聞いたりするかもしれません


これが、ネットや人に聞いても分からない質問だとしたら
例えば
「あなたが思う豊かさとはなんですか?」
とかなら、どうでしょう?

答えは、自分にしかありませんね。


そこで
自分自身に検索かけたり
自問自答してみたりします

すぐには答えが出なくて、時間がたったり他の用事があったりして
意識的にはこの質問を忘れてしまっていても

潜在意識的には、ずっとこの質問の答えを考え続けています。

そしてある日、なんでもない時に
「あ、そう言えば!こういうことかも!」とピンときたりするのです


その間には、質問を考える以前は、全く目に入らなことが目に入ってきたり、
気にならなかったことが気になったりします

さっきの「豊かさ」だとするならば
「豊」という文字がやたらと目に入ったり
「豊さ」についての話をしている人や
その内容が気になったりしてくるのです

それまでも、その情報が自分の目の前に
いつも同じように存在していまたとしても
全く気づいていない

人は「自分の見たいものを見て、聞きたいことを聞く」と言いますが
自分の意識が変わったので
目に見えること耳で聞こえることも変わったのです


あなたにとって、あなたが今いる世界はどんな世界ですか?
大切にしたいことを、大切に出来ていますか?
一緒にいたい人達と一緒にいることが出来ていますか?

自分が理想とする世界に過ごせるようにするには
どんな思い、どんな考え方をすれば、そこへ近づいていけるでしょう?

自分の周りは、どんな世界に見えますか?


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