
17個の職種を経験した役者志望のわたしが、まわりにまわって心の専門家になるまで-自分が何者なのかわからない方へ- #1
はじめまして。
ようこそ、お越しくださいました。
この記事を見つけていただき、来ていただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます。
私は東京・六本木にある【お悩みの総合窓口】渡邉アークメンタルケアセンターの代表をしております。心の専門家として現場や事務所・センターで様々なご相談をお受けしております。どうぞ宜しくお願い致します。
今でこそ、心理士という肩書きを名乗れますが、これまでは【自分は何者なのか?】ということにずっと悩んできました。
また、経歴をお話しても、【何者なんですか?】と言われることが多く、その度に【何者って、1つに決めなきゃだめなの?】と疑問を持ってきました。
自己紹介・プロフィール
『カウンセリングを身近に、メンタルケアを日常に』
怖くない・まず気軽に相談できる《五感で癒される》カウンセリングを目指しています。相談者様のニーズに合わせて、アドバイス・コーチングの使い分けもしています。メンタルケア普及のため、身近に取り入れられるような情報発信にも力を入れています。
◆明治大学大学院 文学研究科 臨床人間学専攻 修了
◆明治大学 文学部 演劇学専攻 卒業
◆私設センター開業 代表
◆東京都他首都圏 スクールカウンセラー
☆ワーママ(育児奮闘中)
【所有資格】
臨床心理士・公認心理師・児童指導員(中学校・高等学校第1種教諭免許状)・メディカルハーブコーディネーター・健康管理士など
【趣味】
旅行(温泉・スパ・テーマパークが大好きです)
グルメ巡り(おいしいものの探究は底しれません)
情報収集(読書・論文・ニュース・Web・映画など様々)
メンタルケア(アロマやハーブ・マインドフルネスなど)
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私は今、年間1000名以上の方のカウンセリングをさせていただいております。
赤ちゃんの行動から、ご両親に発達についてお話させていただいたり、
小学校~大学生の方のカウンセリングや個別学習指導、
ワーキングマザーや妊娠中の方のメンタルケア、
お仕事バリバリの経営者の方のコーチング、
裁判中の方のメンタルケア・カウンセリング、
お孫さんやご自身についてご高齢の方のお話させていただいたり、
ご年齢も、ご職業も、LGBTの方も、本当に様々な方とお話しています。
今、このお仕事をしていて思うことがあります。
それは、私自身とてもやりがいを感じる仕事に出会えて、本当に本当に幸せだということ。
(やっと、やっとそう思える状態にまでなりました)
また、ずっと悩んできた【何者なのか】ということに、なんとなく決着がついたような気がしているということ。
もちろん、今は心理士ですが、
そう、わたしは何者でもなく、わたしだということ。
そう自信をもって、言えるようになったと思います。
そして、今はわたしにしかできないカウンセリングがちゃんとできているのか?ということ。
いつも考えています。
「お前にしかできないカウンセリングをしろ」-この言葉の本当の意味-

文字だけだと、とても高圧的で乱暴に思えますが、
私が尊敬している人物から言われたとても大切な言葉です。
これは、私がストレートで心理士になった訳ではないという異色の経歴があること、
心理士らしくないと言われる雰囲気や個性、
このまま心理学を学んで良いのか、悩み悩んでいるときに、かけていただいた言葉です。
辛い身体を奮い立たせ、息絶え絶えに、それでも微笑みながら言っていただいた言葉です。まるで、私の悩みなんてお見通しだぞ、と言われているようでした。
当時、とても落ち込み、やる気がなかなか出なかった私は、プライベートで大切な方に支えられ、そして、心理の道のプロフェッショナルからこの言葉をかけていただき、涙をふくことができました。
1歩踏み出してみよう...と決意した矢先、この言葉を伝えていただいた人物は他界されました。
あの当時のことを考えると、本当に辛い日々でした。
ですが、それを乗り越え、やっと落ち着いたと思ったら次の試練が来る。その繰り返しなのですね。
きっと、皆さんそうなのだと思います。皆さん、山あり谷あり、戦い、傷つき、でも前を向いている。
たまに前を向けない時があります。そんな時があっても良いのですよね。そんな時のために、私の仕事があるのですから。私も支えられて生きています。
わたしにしかできないカウンセリング、
この言葉の本当の意味を突き詰めていった結果、この記事を書こうと決めました。
心理の専門家としての道を歩んでいる以上、心理学やカウンセリングの知識を日々吸収し、カウンセリング実践をつみ、沢山の尊敬すべき先生方から知見を得る。それは、どの心理職でも同じだと思います。
わたしにしかできないこと、
それは
【私がストレートで心理士になった訳ではないという異色の経歴があること、心理士らしくないと言われる雰囲気や個性、このまま心理学を学んで良いのか、悩み悩んだ日々があること】
これを生かせることが、わたしにしかできないカウンセリングだと思ったのです。
自分が何者なのかわからない方へ

この記事では、数回にわけて、私がどのように【まわりまわった】てきたのか、
そして、どうして最終的に、【心の専門家】にたどり着いたのかを綴らせていただきます。
この文が、
「これだというものに出会えない」
「何をやってもしっくりこない」
「やりたいことが見つからない」
「色々やりたいことが多すぎて1つに絞れない」
「自分が何者なのかわからない」
「自分探しの旅が終わらない」
という方に届くと良いな、と思います。
まさに、私がそうでした。
それぞれ、少しずつ意味合いは違いますが、
私の場合は、まず、やりたいことが多すぎる。
1つに絞れないし、何をやってもしっくりこないのではなく、しっくりくるのです。スキルが高いという訳でも無かったので、客観的には向いていないものもあったかもしれません。しかし、自分としてはどれも魅力的で、どの道を進んで良いかわからなかったのです。
そのため、自分は何者なのか、ずっとずっと疑問でした。(あとあと、マルチポテンシャライトという言葉に出会い、とても救われたのを今でも覚えています。これについては後日詳しく書いていきます)
でも、今、自分の居場所にちゃんとたどり着いて、幸せを感じているのです。
ですので、そのような方にも、ちゃんと居場所を見つけて、幸せになれると伝えたいと思っています。そして、それを発信していくことが、わたしにしかできないカウンセリングに繋がっていくのだと考えています。
これまで私が経験した17個の職種
◆テーマパークスタッフ(ディズニーキャスト)
◆予備校の担任助手・事務・サポート(学生時代)
◆家庭教師(学生時代・プロ時代)
◆塾講師(プロ時代)
◆ファミレスのホールスタッフ
◆映画館のスタッフ
◆プロモーションモデル
◆イベントMC
◆答案の赤ペン先生(小論文)
◆Webライター
◆医療事務
◆区役所の乳幼児発達相談員
◆精神科・医療センターカウンセラー(院生時代)
◆療育(放課後等デイサービス)の児童指導員(正社員)
◆IT会社でのWebデザイナー
◆仮歌ボーカリスト
◆声優(ちょこっと参加しただけ)
以上が、これまで私が経験した17個の職種です。
似たようなものもありますが、大きく分類すると、【接客系】【教育】【エンタメ】【医療】【IT】といえるかもしれません。
この17個の職種を10年間で経験し、そして今にたどり着きました。
学生時代が長かったこともあり、
正社員として働いたのはほんの数年でしたが、
アルバイト・派遣・正社員・個人事業主/自営業と勤務形態も様々でした。
ひとつひとつの仕事環境や人間関係、業務内容を鮮明に覚えています。どれも私が働いていたうえで、魅力とともに苦労した点ももちろんあったことが共通しています。
それぞれの職種について、これからnoteでは、順を追ってお話していきたいと思います。どの経験も今の私の糧となっていることも共通しています。
なぜ17個も職種を経験したのか

これは、何度も聞かれたことがあります。
こんなにコロコロ職種を変えるなんて、よほど社会に適応できない自分勝手な人間なのか、よほど何か理由があるのか、と思われて当然だと思っています。
たしかに、そうかもしれません。
しかし、いちばんの理由は、
【どれも興味があって、やってみたかったから】です。
また、学生時代が長く、アルバイトや派遣が多かったので、1年契約(更新制)であることが多かったのも理由のひとつとも言えます。1年契約で終わらせた仕事もあれば、長く続けている仕事もあります。
私の中で、ずっと軸となっていたこと、
それは【エンタメ】と【教育】でした。
中学生の時に役者になることを夢見てから、ずっと歌やダンスで夢を与える世界に興味がありました。
ですが、皆さんそうかもしれませんが、突き当たるのは、現実的に厳しいという生活や才能の壁です。
「役者をやってみてもいいよ。でも仕事が順調にもらえるかのわからないから、別の資格も取っておいた方が良いのでは?」とアドバイスいただき、教えることや給食が大好きだった私(そんな、理由!?)は、
「そうだ、教員免許を取ろう!」
とも思うようになります。
そのため、演劇や声優の勉強をしながら【エンタメ系】の仕事を経験して糧にしたい!という気持ちと、教員免許取得を目指しながら【教育系】の仕事をとことん経験して先生になりたい!という気持ちが両立していました。
様々な環境に身をおくことで、それらは全て糧になるものだという認識がありました。そして、その発想から、このように17個も職種を経験していたことになります。
しかし、その中で、今の仕事に就きたいと考えるようになっていきました。
1つに絞らないこと=中途半端?

今、まわりにまわって心理の専門家をしています。
今、私は現場で臨床をしています。
しかし、この心理専門家という職業は、カウンセリングをすることだけが仕事ではありません。このような私が、興味のあることを生かし、発揮ができるのが、心理専門家という職種だったということに気づいたのです。
どういうことか?
それは、心理専門家として、心理学を生かしてカウンセリング(カウンセラー)ができる。心理学を生かして、執筆ができる。研究ができる。そして、様々な領域に関係することができます。学校現場ではスクールカウンセラー、医療現場や司法、そして産業分野では、根本の心理学・技法・療法は同じでも、違った仕事をしています。
私は、カウンセラーでもあり、研究家でもあり、作家でも、講師でもあります。そして、プレイセラピーなどでは役者にもなります。また、違ったスキルを身に着ければ、それを生かして新たに成長して、枝分かれして花を咲かせることができるかもしれません。ですが、土台はしっかり【心理学や教育学】でできています。そして、倫理を守ることや責任を持って仕事をしています。
ですが、まだまだ、私も道の途中・通過点でしかないのです。
私よりも経験も知識も多い方がたくさん・山ほどいます。吸収することは日々あって、それがストレスではなく、楽しみと捉えています。
やりたいことが多すぎて、困っている。
自分探しがなかなかできない。
これってものが見つからない。
私は中途半端な人間だ。
そう思っている方は、自信を持ってください。
あなたがやりたいこと、やってみてください。
もし、その中で、【これだ】と思うものがあれば、ラッキーです。それを突き詰めていけば、沢山のキャリアに繋がる可能性はあるのです。
まずは何個でもかまいませんので、絞らなくても良いので、極めようとしてみてください。そうすれば、自然と見えてくる道があるはずです。繰り返しますが、無理に1つに絞ろうとしなくて大丈夫です。
はじめから、これと決めて1つに絞って極めている方はもちろん素晴らしいです。尊敬すべき方々です。
ですが、もし【これだ】と思うものがなくても、心配しないでください。これまで経験した違う分野を融合させることで、【あなたにしかできない】こと・仕事ができるチャンスかもしれません。
また、やりたいことが見つからないという方は、【やりたいことを見つける・キャリアデザイン】のご相談にものっています。是非、悩まずご相談くださいね。
1つに絞ることに、意識を向けるのではなく、
1つに絞れないなら、全部やってみても良いと私は思っています。(ただ、心身ともに無理はしすぎないでくださいね)
ウォルト・ディズニーの教え
最後に、私が大好きなウォルト・ディズニーについて少しお話します。
ウォルト・ディズニーのことを検索してみると・・・
ウォルト・ディズニー(Walt Disney, 1901年12月5日 - 1966年12月15日)は、アメリカ合衆国・イリノイ州シカゴに生まれたアニメーター、プロデューサー、映画監督、脚本家、漫画家、声優、実業家、エンターテイナー。
(Wikipedeia参照)
何者かと思ってしまいませんか?
ですが、彼はとても立派な人物です。
ウォルト・ディズニーは職種を1つに絞っていません。好きを極めた結果、彼にしかできないことを確立したのだと思います。
他にも尊敬している専門家・先生方、偉人と呼ばれる方々にも、このような様々な領域に携わり、1つの職種に縛られていない方々が沢山いらっしゃいます。
そのような方々は【自分らしさ】【専門性】を持たれていることが共通していると考えます。その土台があることは、中途半端かどうか、という点でとても大切な観点だと思います。
あなたは何者でもなく、あなたなのですから。
何者と決めつけなくて、構わない。
私はそう思っています。
次の記事には私のキャリアについて、詳しく綴っていこうと思います。もし、ご興味があると感じていただけたら、是非覗いてみて下さいね。
最後まで、ご精読ありがとうございました。
また、お会いできるのを楽しみにしております。
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