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SDGsの学び:世界経済フォーラム2020日本はジェンダーギャップ指数最下位

日本を代表する首長が新しく就任された。
バイタリティのある方とマスコミ各紙はいう。
朝昼晩と時間を惜しんでは様々な業界を代表する方々とコミュニケーションを図り、官房長官という立場で日本を牽引してきた。

是非、職務を全うして頂きたい。

コロナ禍で半年たった今、東京一極集中といわれた東京圏から全国への移住が増えているという。2013年に統計調査方法が変わってから初めてで、転出が転入を上回り、1459人の転出超過になったのです。過去には昭和のオイルショック、平成のリーマンショック以来だといいます。そして令和のコロナ禍です。

そもそもネット世代が、しかも10代からが、台頭してきた世の中で世界のどこにいても仕事もバケーションも両立できると若者はマイペースで世の中を過ごしています。テレワークが定着してきたことや、ネットワーク活用が効率的になってきたのも要因です。だから今回は多少過去と違って、去るべくして去っていったような気がします。

59歳のわたくしですが、そんな若者たちと一緒になってワイワイ毎日を送ります。

さて、今年2020年1月「世界経済フォーラム」がダボス(スイス)で開催されました。議題は満載で、当然COVID‐19(コロナ感染症)に始まり地球温暖化、海洋汚染、エネルギー、職場でのメンタルヘルス、人種差別など4日間に渡って有識者の会合が行われました。

日本からは代表で元インテル日本法人トップの江田麻季子氏が招かれフォーラムに参加。ここで今回の本題に入るのですが、まず、「ジェンダー」って聞かれたことありますね。社会的性差、つまり男女の違いをいいます。
このジェンダーについてはSDGs、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)、※参照。世界のあらゆる機関で度々話題にされる「ジェンダーギャップ指数」。このフォーラム が毎年公表しているもので、経済活動や 政治への参画度、教育水準、出生率や 健康寿命などから算出される、男女格差 を示す指標です。参加国118カ国を含む国連加盟国153カ国中で日本は121位でした。先進7カ国の日本がです。

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先日ASEAN地域フォーラム(ARF)がバンコクで開催されましたが、以下

ASEAN(東南アジア諸国連合)ランキング
16位 🇵🇭フィリピン(8)
43位 🇱🇦ラオス(26)
54位 🇸🇬シンガポール(67)
75位 🇹🇭タイ(73)
85位 🇮🇩インドネシア(85)
87位 🇻🇳ベトナム(77)
89位 🇰🇭カンボジア(93)
95位 🇧🇳ブルネイ(90)
104位 🇲🇾マレーシア(101)
114位 🇲🇲ミャンマー(88)
121位 🇯🇵日本(110)

です。恐らく何方も信じられないでしょう。この日本という国の女性に対する閉鎖的な状況を。あれだけ「女性活躍推進法」といって、女性議員や女性管理職、イクメンと言いつつ、これが日本の実態なのです。

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上記は、SDGsのシンボルであり、17の目標が書かれてあります。

5番目に「ジェンダー平等を実現しよう」という目標があります。
当法人のホームページ(リニューアル中)にも2019年の目標のターゲット及び指標を記載しています。

例えば、ごく一部ですが、
5.1 あらゆる場所ですべての女性と少女に対するあらゆる形態の差別を終わらせる。
 5.1.1 性別に基づいて平等と非差別を促進、執行、監視するための法的枠組みが整っているかどうか。
 5.1.2 過去12ヶ月間に現在または以前の親密なパートナーによる身体的、性的または精神的暴力の対象となっている15歳以上のパートナーおよび女性の割合、暴力の形態および年齢による
5.4 公共サービス、インフラストラクチャーおよび社会保護政策の提供、ならびに世帯内および家庭内での共同責任の促進を通じて、無給の世話および家事を全国的に適切であると認め、評価する。
 5.4.1 性別、年齢、および居住地による、無給の家事労働および世話をする労働に費やされた時間の割合。
5.5 政治的、経済的および公的生活におけるあらゆるレベルの意思決定において、女性の全面的かつ効果的な参加と、リーダーシップのための平等な機会の確保。
等。

2020年の目標が既にでているのですが、今自分のホームページで編集しつつ頑張って理解しているところです。

今、どこの地方自治体でも、児童虐待防止と女性に対する暴力防止運動が盛んに行われていますが、全国中に配偶者から暴力にあっている女性を逃がして匿うシェルターがあるのはご存じですか?実際にはアパートなどですけど、公務員が窓口で口を滑らした事件もありましたね。

何故、ここまで女性が社会参加できないのでしょうか?
女性の起業もアジアでは日本は遅れています。
確かに家庭での役割分担は各々やればいいことですけど、「俺は仕事で疲れているから・・・」は、恥ずかしいことです。

ジェンダーギャップ指数121位、本当に表に見える日本と実態の日本は残念ながらとんでもなく後進国だったということをわかってください。

(瑚心すくい)

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