満月を見ながら〜ことばと感情〜
10月31日
とてもきれいなお月さまが顔を見せてくれている。
今日は満月。
ハロウィンと満月が重なるのは46年ぶりだとか。
そんな月を見ながら、ぼーっと物思いにふける。
「怒り」とかいうことばを出せるようになったのは、私はここ最近。
怒りを取り扱うのは難しい。
いつもニコニコ、怒りなんて私の心にはない、と感情を押し込めて生きてきた。
まして、ことばにも出さなかった。
あることさえも知らないように。
だけど、色々な経験を重ね、学ばせてもらって、ようやく自分の感情を意識できるようになった。
怒り、悲しみ、憎しみ、恨み‥‥
いわゆる、マイナス感情と言われるものたち。
はじめは自己嫌悪。
こんな感情を持つ自分は、自分じゃない、とまで思った。
ことばには力がある。
これは、言語聴覚士としての自分も大事にしていること。
だからこそ、あたたかいことば、うれしいことばを使っていたい。
しかし、じゃあいわゆるマイナスの感情を抱いてはいけないのか、出してはいけないのか、感じてはいけないのか、というのとは違うと思う。
私は、以前は感じてはいけないと自分自身に言い聞かせてきたから、苦しんだ。
生きていたら、色んな人、色んな場面に出くわす。
自分自身の中で感じた気持ちは、消さなくていい。
そう思ったのね、と、むしろ自分自身の中では認めてあげた方がいい。
人に面と向かってではなく、あくまで自分自身で対処できるやり方、例えば感じるだけでも、ことばで書いても、ぬいぐるみに話しかけてもいい。
いったん自分の感情を自分自身で対処できる方法で出してあげてはじめて、プラスになる力へと変わっていくと私は思う。
マイナスの感情は否定されがちだけど、何でも表と裏がある。
表があるから裏がある。
逆もまたしかり。
よく自己啓発などでは、言ったこと、書いたことが現実になると言う。
でもまずは人がどうであれ、自分が感じたのなら、まず認めてあげることが大事だと私は思う。
悪いもの、使っちゃいけないことばと捉えてしまうのは残念に思う。
どんな感情も自分自身が感じたのなら、そんな呪いのように扱わないであげてほしい。
その感情が出てきたら、自分が成長するチャンス!と思って、ぜひ、「あくまで自分自身の中で」歓迎してあげたいと思う。
怒りには、その根底に今の見つめる課題、分かってあげてほしい感情が眠っているはずだから。
※追記
私のnoteひとりごとに付き合っていただき、ありがとうございます😊
私はあくまでここでは、飾らないありのままの自分を書くことにしています。
私の拙い文のためか、前回の怒りを取り扱った記事を見ていただいたからか、書いたら自分に返ってくるなど批判されるような文を書かれた方がおられました。
ここまで踏み込んで書くのはnoteが私にとってはじめて挑戦だったので、正直ショックでした。
それでも、こんなひとりごとのような文を読んでいただいている方がいるのはありがたいです。
色んな人がいて当たり前なので、どう感じるのかは人それぞれです。
なので、私もスタンスは変えずにいきたいと思います。
noteで、その時々の自分の感情と向き合うことができています。
感謝✨
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