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ここのね保護者の声

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ここのねに子どもを通わせている保護者の想いを綴っています。
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#不登校

犬派か、猫派か。

忠犬はいても、忠猫はいない。 どちらがいい、悪いはない。 もしかしたら公立校に行く子は犬派。 言ったことを忠実に守る。 うちの子たちは、猫派。 気分で追いかけ、気持ちで動く。 性格はあれど、猫に犬のできる事を強要はしない。 ふと、猫だと思えばストンと腑に落ちた。 今まで興味なかった猫の性格も気になり始めた。 そして娘はねこカフェでこのネコちゃんをとても気に入った。 動物に自分からはじめて興味を持った日。 個性は、そもそも種類がちがうところから気付くことかもしれな

料理は人を成長させる

ふたりが楽しみにしている水曜日。 オルタナティブスクールでクッキングが挙手制でやりたい人だけ参加できる。 しかし、今回は食べて帰らなかった。おもってたんとちがった。 「せっかくつくたから!」と、はみ出しそうになる言葉を抑え学校を後にする私。 帰って「ポンデリング作りたい!」と。 完成しなかった悔しさをバネに、兄妹で作り始める。 大人は、いると思わず手出ししてしまうから火の管理だけ。 そして、できた。 なんとまぁ、最高傑作。味も見た目も(繋がってないけど) 料理は人

縁という力

オルタナティブスクールに出会って1ヶ月。 2週間(月火水)の体験で、兄が面接後合格。 更に2週間(月火水)の体験で、妹が面接し昨夜合格通知がきた。 【縁】という力、 不登校から1年、なにかのつながりやきっかけから今までに至っている。 今朝、思った。 不登校ということは学校復帰すると不登校じゃなくなる? あれ?最近休みなく オルタナティブスクールに通っているふたりは不登校? 私はなんて位置づけしていいかわからなくなっている。 在籍校でないところに登校している子どもたち

気持ちを伝えるって、つながる一歩前だ

オルタナティブスクールへ、往復2時間。 この不便から、酔いやすい妹は、体験前から不安を感じていた。 けれど、この酔わないメガネのおかげか気持ちの問題か。 酔わない子になってきた。慣れるとはこういうことか。 妹は今日で体験ラスト。 昨日は男の子とトラブルになり大泣き。 うちの子がソファーで跳ねているのを後から来た子が気に入らず それがこちらに伝わらずいじわるになり叩かれたらしい。 今までならそんなトラブルもなかったことにしようとしていた。 伝えるのが苦手なのは、わたしも

毎日、おみくじを引いているみたい。

毎日、おみくじを引いているのか。 と思うほど。 私にとって、昨日は大吉。今朝は、末吉。 体験入学は意外におもしろかった、そういっていたのに。 起きられない。連れてきて、起きられなかった。 そして兄も「じゃあ俺も行きたくない」と連鎖しそうになる。 あ〜あ。せっかく、スタートに立ったと思ってたのに。 また、予定調和でない1日。 聞こえているのに、殻に閉じこもる。 …………作戦を変えた。 「カフェオレ、飲む?」 ………ムクっと起きて、 のみはじめた。 今日の歯車がうご

いよいよ、ふたりで。

いよいよ、ふたりで。 新しい日常、ニューノーマルな我が家の生活が始まった。 兄は入学、妹は体験入学。 さて、迎えにいったらどんな応えがあるのかな。 母は、自分で決めた道を待つのみ。 #不登校 #オルタナティブスクール #通学1時間 #自分で決める #兄妹

選択肢をふやす●○

今日は木曜日。 3年前の私はこの時間 「早く出発しないと!」 「ハミガキした!?」 「ハンカチ持った?」 母親として、し「なければいけない」時間に追われていた。 今日はどうだろう。 ゆっくり、コーヒーを飲んでいる。 こどもたちは、まだ寝ている。 学校を休むことを選択している。 昨日は兄はオルタナティブスクール、 妹はいかなければいけないけど休むという選択をがんばった。 しなければならないことが少ないとこんなに気持ちも楽だ。 朝ごはんは「たまごごはんをママに作り

4日目、 「飽きた。行きたくない。」と言い出した息子。

息子は空だ。 今朝の空が、そう思わせた。 オルタナティブスクールへ6回の体験入学。 始まって2日目「ひま。」 始まって3日目「最高!」 その場所は快晴だ!そんな風に私達夫婦は思った。 …いや、思い込んでいた。 4日目の前日「飽きた。行きたくない。」 しばらく晴れだと思っていたら、気付けば 曇天。 え〜!!! 楽しいって言ったやん! 体験入学後も、ここに行くってきめたやん! …自分の数日の動きを正当化してしまう。 晴れるって言ったんだから、 傘持ってない

なんて朝だ。

今週から学校無理、と言って休む妹。 今週からオルタナティブスクールに「最高。」と行く兄。 もぐらたたきのようだ。 けど、妹の担任の先生とも話して今週は休むという計画を立てた。 なにがきついかって、 行きたくない子を 毎朝怒らないように 機嫌を損ねないように 自分が演じて でもだめで 学校に休み連絡して 「すみません」て言って。 またできなかったと、 涙する。 …………? や〜めた。 学校にいかなきゃ「いけない」から開放されたらどんなに楽だろう。

正解がわからない

「よんでね。ママへ。ママ、だいすきだよ。」 お風呂の鏡に書かれた妹の手紙。 さっきまで、「学校行きたくない」と私と協議していた。 行きたくないけど。 私がいつでも味方だと伝えたこたえが鏡の手紙。 行くとは言っていない。 私も、オルタナティブスクールに前向きな兄に喜ぶ私と公立小学校に普通に行かせたら喜ぶ私と。 違う正解を求めている。 きっとこの心と体が反転している鏡の手紙の意味を2年後くらいに理解できるのかも。 スタートしたばかりの兄の動きとまた、二人ともがうまく

いざ、出陣!

人生を左右するかもしれない、特別な1週間。健忘録。 先日、オルタナティブスクールに見学へ。 「あ〜、やっぱ行きたくないな〜」とカウンセリングの時と同じ状態。 …そう、帰るまでは。。。 ネットでは検索してたけど、私も知らない、行ってみなければわからない場所。 見学中も特になにをするでもなく、自分を出さずに最後に少し学校の子と遊んで。早く終わらんかなみたいな空気をしていたのに、 まさか、 帰りに 「いや〜、思ってたんと違った!」 「俺、体験いってみよっかな〜」 なんて

進化し続ける

送迎で1日の4時間が車内だった。 半分は、息子と。 半分は私ひとり。 ひとりでも、考えつづける。私の働き方改革。 繊細さんならではの悩み、人に頼る。 「おねがぁ〜い♡」なんていえないから、 物理的に仕事場にいないことで、 距離=頼る という公式を見つけた。 やれば、できる。 そう、息子との車内は会話が未来志向の会話がたくさん。 体験入学の1日目は 「学校が地獄から天国に。疲れたけど、それはいままでとは反対だから。」 意見も言えたみたいで、あなたの伸びしろ、ひろ

給食づくりがやりがいになってきた。

ここのねで、給食を作るようになって何ヶ月経っただろう。 . ボランティアのかんちゃんと、あっちゃんと、マリーヌと、 時には、ここのねキッズのママやパパたちと、 笑いながらワイワイ 一緒に作るのは、とっても楽しい♫ . そしてなによりも、ダイレクトに反応が見えるのは、とてもやりがいがある。 . 野菜が苦手な子が、少しずつ野菜が食べられるようになったり、 . 「美味しい!!」と言って、おかわりしてくれたり、 . 家でも同じ物を作って食べるくらい、気に入ってくれたり。 . できるだ

スタッフの本気を感じた学校説明会。

今日は2021年度のここのね学校説明会でした。 . 「学校の想いをしっかり理解した上で、続けて通うかを決めてほしい。 だからこそ、この説明会には、子どもも一緒に参加してほしい。 そして、2週間の休みの間に、家庭でしっかり話し合ってほしい。」 そうスタッフは言いました。 . 今 来ている子どもたちを、無条件で続けて受け入れれば、それだけ学費が入ってきて、学校の運営は続けて行きやすいだろうけど、そうしないところに、スタッフの本気さと誠実さを感じました。 . 「1時間ほど話すから。