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grasshopperを用いた建築モデリング第1回 -H形鋼断面の考え方-

H型鋼は H-360(H寸法)×175(B寸法)×10(t1寸法)×28(t2寸法) のように表記される。 この値に応じて毎度毎度モデルを作りなおすなんて行為は自殺行為だ。我々はナ●ス支配下にない。 ではどのようにモデルを設計するか。ここがミソだ。 上にあるモデルを見ても明らかだが対称性を利用する。 X軸とY軸共に対象系であることは明らかだ。したがって第一象限のみモデルを組むことで作業を減らし軽いモデルを作ることができる。 大まかな流れは以下のようである。 第

    • grasshopperを用いた建築モデリング第0回

      昨今grasshopperは全建築関係者にとってのスタンダードなスクリプト言語になりつつある。 誰もがノードをつなぎ建築を設計することに対して非常にうれしいと思う反面そのデータの扱い方や、幾何学的な処理についてまだまだ知見が深まる余地がある。 それはpythonやC#を用いるという話ではなく、数的理論の上で成り立つモデルを作る礎が盤石とはいえないということだ。 本記事のシリーズにおいてはエレガントに構造体を作る方法を紹介する。 いわゆるデータツリー構造を活かしたモデル

    grasshopperを用いた建築モデリング第1回 -H形鋼断面の考え方-