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「あぁ、あじさいさん、こんばんは」

最近、体の右が大怪我することが多い。


1カ所目は右腕。
炊飯器の蒸気で火傷してしまった。患部は赤く腫れ上がり、病院の薬も処方してもらっている。

2カ所目は右足の親指。
暗い道を歩いていたらちょっとした段差に強打した。サンダルだったのでガードするものが何もなく、足の親指で石を思いっきり蹴った状態。死にそう。


そして極めつけは昨日の夜。
仕事終わり、小雨の中、チャリで帰宅していたときの話。

セブンの前を通過中。

パーキング出入り口から車が急に出てきた。

びっくりしてこちらも急ブレーキをかけたものの、その拍子にチャリのペダルで右ふくらはぎを強打した。

チャリのペダルって意外と鋭利なのね。

打撲痛よりも、刺さるような痛みで呼吸が止まりそうだった。

さらに体の痛み以上に、私を虚しさが襲う。

「なんでこんな自分なんだろう。
毎回すごい痛い。
でもくだらない自爆ばかり。」

辛い、蒸し暑い、すごく痛い。

痛みと虚しさで泣き出しそうになった。

そんなことを考えつつ無意識に前を向いた瞬間。

目の前には雨に濡れた立派な紫陽花が咲いていた。

その紫陽花の堂々とした風格に思わず、

「あぁ、あじさいさん、こんばんは」

と、すかさず挨拶をしていた。しかもちょっとテンパリ気味に。

さながら、中学時代の部活の先輩に挨拶するような感じ。

今までお花に挨拶をした経験はなかったんだけど、そうせざるを得ないほどに紫陽花が立派だった。

すると、徐々にこの状況がおかしくておかしくてたまらなくなり、笑いがこみ上げてきた。

「小雨の中、疲れて帰ってきて、ペダルで怪我して、紫陽花に挨拶してるって、どんな状況だよ自分!」て。

でも、今思い返しても惚れ惚れするほど立派な紫陽花だった。

雨に濡れても、あれだけ堂々と立派に咲き誇る花は紫陽花だけだと思う。

会釈なしに素通りできないほど。

だから徐々にこの状況に納得感があって次第に腹落ちしてきたのであった。

生きていると、傷つくことがある。それは身体的な自爆行為かもしれないし、他者からの精神的な攻撃もあるかもしれない。

それでも、とっさに起きたハプニングを、どんな形であれ笑いに変えられるって素晴らしいと思う。

怪我しすぎてバロメーターが吹っ切れて笑うとか、同じことを繰り返し続けて逆に面白くなるとか。

笑いの種ってそこら辺に落ちてるのかもって思った。

人生、おとなしく座ってればいいってわけじゃない。自分で行動したときに、自分で自分に傷つくこともあるけど、こうやって最終的に笑えるようになればいいかなって思う。


だからこそ人生って行動したもの勝ちなのかなって思う。

こんだけ体の右側を怪我してても、くだらないことで笑ってられる自分がいるから。

今回は、皆さんにも希望になるかなと思って、この記事を書きました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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ありがとうございます(^^)あなたのnoteにもお邪魔します!
人に何と言われようとも、自分は人の真似ではない自分の道を毅然として進んでいきたいという思い。
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