自分勝手な人
人の気持ちを考えずに、自分勝手に物事を進めて、ミスは人のせいにしたり、常にYESマンを周りにおいて、成果は自分のものにするみたいな人が、職場にいたりしませんか?
一見、成果を示しているので、自己肯定感が高いように見えますが、実は、このような人は心の中では助けを求めていたり、愛情を求めている小さな子供を抱えているのです。
過去の経験から、もうこれ以上自分を傷つけられないように、頑張って大きく自分を見せようと必死なのです。
自分で危機から守っているのです。
冷静に対応する
だからと言って、自分勝手な行動はゆるせないと思って、
その場で、反論したり、攻撃すると逆効果なのです。
そのようなタイプの人は、誰よりも、攻撃されるのを恐れているからです。
まずは、
この人は、何か恐れや不安から、自分を必死に守っているんだなと冷静に見ることが大切です。
相手のいいところを認める
自分勝手にやっているとはいえ、物事を動かしているところや、新しいアイデアを出してくるところなど、いいところもあると思います。
なかなか、自分勝手にされると、その人のいいところを見る余裕がないですが、冷静になり、いいところを見つけて、その部分を認めることが重要です。
自分勝手に行動する人たちは、賞賛されることで自分の価値を保っているので、そのいいところを褒めてあげると、少し心を開いてくれるかもしれません。
自分は自分でいる
自分勝手な人は、あれこれ自分の思うとおりにしようと要求してきます。
その時に、怒られるのが怖いからと言って、その人の言うとおりに行動していると、いつまでもそのループから抜け出すことができません。
相手は、勝った、負けたに執着しているからです。
先ほどのいいところを認めながら、寄り添っていくけれど、相手の要求にすべて応じるのではなく、自分の信じること、それを着々と進めていく。
相手に流されないようにすることが大切なのです。
問題はチャンス
私は、職場で会社全体をコントロールしようとする人が現れ、どう対応していいのかとても悩んだ経験があります。
当初は、私自身、人への恐れがあり、コントロールされるがままに理不尽なことが多く起こっていました。
その時に、自分の恐れを癒したことで、自分を取り戻しました。
そして、結果はどうであれ、人に流されないで、自分を信じ行動できたことはとてもいい経験でした。
目の前に起こっている問題は、何か自分自身に教えようとしてくれている視点があると、冷静に対応できますし、自己成長にもつながります。
いろんな問題を通して、まずは、自分が幸せになっていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?