在宅生活を1ヶ月続けると・・・
こんにちは、山本昂輝です。
久々の投稿となってしまいました。モチベーションを維持するのはなかなか難しいですね・・・。
今のような在宅生活を送り始めて、だいたい1ヶ月経ったと思います。1ヶ月前に大学の学位記伝達式がありましたが、今となってはあの規模で式を行うことすら厳しいでしょう。
とにかく、人が集まる状態を避けなければならないといった危機意識が、この1ヶ月で醸成されたように思います。
学生の人は、そろそろオンライン授業が始まるかどうか、今は自宅で暇を持て余している人が多そうです。
会社員であれば、テレワークで作業している人もいれば、自宅待機している人もいて、やむを得ず出社している人もいると思います。
僕自身は、クラウドソーシングで仕事を受注して、あとはクイズ勉強したり動画を見たり、読書したりしています。
1ヶ月この状況が続くイレギュラーな状況がどのような影響を与えているのか、自分なりに考えてみました。
オフラインイベントに対する感情
今の状況ではオフラインイベントを開催することは困難な状況です。その結果、人によっては実際に集まって人と何かをすることがなくなる人も出てきます。
今ではオンラインツールが充実していて、例えば「Zoom飲み会」のようなオンライン上での人との交流は盛んにおこなわれています。
しかし、オンラインでできることにはやはり限界があります(ただ、オンラインでしかできなことももちろん多くありますが)。
データのやりとりで完結できる制作物であれば作ることができますが、料理のような形になるようなものを人と作ったり、一緒に楽しむことは当然オンラインではできません。
少し前まで当たり前にできていたことが一切できなくなる。この状況が1ヶ月続くと、恋しくなることもあれば、逆に頭の片隅に追いやられて意識しなくなることもあるでしょう。
実際にどうにもならないことがわかってしまうことで、「どうせこの先もしばらくはできない」とある種の認知的不協和状態に陥ることも十分あり得るでしょう。
独りでできることの模索
1ヶ月以上在宅での生活を強いられるような非常時になると、そんな状況に適応できるように生活スタイルを工夫する動きが出てくると思います。
#おうち時間 のようなハッシュタグを使って、自分なりの自宅での過ごし方をSNS等で共有する動きがよく見られます。実際、noteでも在宅に関連したハッシュタグが公式で作られ、共有を促しています。
他の人がどういう過ごし方をしているか、ということも1つの情報になります。このような不安定な状況下で人々は少しでも役に立つ情報を探しています。
それを逆手にとって、発信・共有するために自らの生活スタイルに向き合い、様々な工夫を生み出していく人も現れます。
梅田信夫さんは現代のような誰でも発信することができ、なおかつ情報にアクセスできる社会を「総表現社会」と呼んでいます。
かつて他の疾病が流行した時は、現在のようにインターネットがなく、マスメディアによって情報が伝えられていました。そのため、今のような個人で情報を広く発信する文化がありませんでした。
個人で情報が発信できる時代に、初めて本格的にパンデミックが起こりました。このような時代においては、独りでできることが大幅に増えています。
人々のそうした工夫が可視化される、そして長期化するためにその工夫が蓄積されていく、そんな機会に今回はなりそうです。
ピンチが新しい時代へのバトンに
「ピンチはチャンス」「ピンチはクイズ」など、ピンチを一つの機会として捉える考え方が求められていると思います(後者は自分がクイズプレイヤーなのでやはり反応してしまう笑)。
そして、今回のピンチによって新しい時代へのバトンが渡されていくことになると思います。
かつて、ここまでテレワークが推進された時代があったでしょうか。ここまでインターネット通話アプリを活用したイベントが開催された時代はあったでしょうか。ここまでハンコ廃止やオンライン申請など、デジタル化が推進された時代はあったでしょうか。
多くの人が発言していることではありますが、書籍で予測されていたり他国で先進的になされていた取り組みが、日本でも現実のものになりつつあります。
僕もよくデジタルシフト的な書籍を読むことがあるのですが、どこかまだ実感がないものが多かったです。しかし、ここにきて急速に進んで実感がわいてきたように思います。
記事を通じてデジタルシフトの話が多かったですが、1ヶ月も在宅生活が続くと、個人の意識や社会の仕組みも次第に変化が見られますね。
これを一つの機会に、新たなケーススタディとしてこれからを生きていけるといいですね。
第32回高校生クイズ山口代表 99人の壁にジャンル「山口県」で出演。 クイズや「自身」についての作品を投稿します。