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潮干狩り in プリンスエドワード島

最後に潮干狩りをしたのはいつだっけ?と、ほとんど潮干狩りをした記憶がないのだけれど、プリンスエドワード島( ※以後PEI )では貝が沢山採れると聞き友人家族と共に潮干狩りに行った。行った、、と言っても友人宅前の海なので遊びついでに潮干狩りもしよう!という軽いノリ。

潮が引く時間を調べてもらって、午後の4時頃が良いとのことでそれに合わせて友人宅へ。潮が引いた遠浅の海はどこまでも歩いて行けそうで素晴らしく美しかった。

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潮が引いた海はところどころに潮溜まりが出来ていた。波模様がついた砂地はPEI特有の赤土色で、海と青空とのコントラストが美しすぎていつまでもそこにいたいと思わせる。ここは本当に海の底なのだろうか、、、?

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娘「千が銭婆に会いに行く時の海みたいだね~。」そうだねぇ、本当に。 遠くに潮干狩りを始めている友人を見つけてそっちへどんどん歩く。きゃっきゃとはしゃぐ声が聞こえて笑みがこぼれる。潮干狩りに皆が大興奮。いいえ、一番興奮しているのは子供達を差し置いて私なんです。なんてったって貝が大好物で、生から焼きから蒸しからなんでも嬉しい。子供達は採るだけが楽しいのでしょう、、、?採ったら満足よね、、、?

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早速、砂地を見てみると沢山穴が開いている。さて掘るぞ!と意気込んでいるところに友人からアドバイス。「雫型で回りにぽつぽつと気泡があるのがバークラム/アトランティック・サーフ・クラム ( 巨大なハマグリ ) だよ。それ以外の穴はレイザークラム ( マテガイ )だから気をつけてねー。 」レイザークラムはとてもシャープなので素手で勢いよく取ると手を切るので注意が必要。なるほど。。。食べるだけで採ったことなかったので大変勉強になります。さて、では!とちょっとシャベルをさした瞬間に『カツンッ』もう? 今まで見たこともない大きな貝をGET!20cmはある。本日より趣味に貝掘りを追加します。楽しい、、、!PEIでは1日1人100個まで、2cm以下の貝は取ってはいけないなど決まりがあるので、その決まりを守りつつ沢山の貝を採るぞ!と意気込み。が、思ったより貝が重く大きかったので3家族で30個ほど採って終了。後日知ったのだけれど、貝はとても長生きで500年生きている貝もいるのだとか。この大きさだと何年、、、?と思ったら何だか申し訳なくなったので、今年はこれでバークラムの貝掘りは終了。また来年ね。

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貝の他にもエビや大きな蟹などがいて自然の豊かさを実感。この日は採った貝と友人が持って来てくれたロブスターを茹で、一頭買いしたという牛のひき肉でハンバーガーを作り、安く手に入れた鮭のカマをBBQで。( BBQは夫’sの役目。) 潮干狩りを先導してくれた友人宅のバルコニーで海を眺めながら夕食を。なんとも贅沢で素晴らしいひと時だった。いつもありがとう。

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友人達が貝はいらないと言うので、残った貝を貰った。嬉しい。。。でもまだまだあるのでトルコ人の友へお裾分け。そしたら翌日半分がトルコ料理になった返って来た。普通はムール貝で作るそうだが、バークラムで作ってみたとのこと。スパイスで炊いたお米を半分に割った生の貝に詰めて、貝を閉じ15分程蒸し焼きにする。レモンを絞って召し上がれ。地中海風バークラムの蒸焼ライスと共に。。。なんてな。和久さん? 貝は柔らかく、スパイスのきいたライスとレモンの酸味が素晴らしく美味しかった。ご馳走様でした!

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我が家では幾つかの貝を蒸して、ロブスターと共にクラムチャウダーにした。誰もマテガイは食べないと言っていたけど、茹でて味見をしたら美味しかったので内緒でチャウダーの中へ。みんな美味しかったと完食しておりました。。。ふふふ。

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また来年!バークラム!

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