小手先の対策も大切だけどもっと根源をより良くしようやい

どうも、おメメの恋人、新井です。

例えば学習塾業界において「講師不足」って課題があるんですよ。多くの塾は悩まされてますよね。
それでみなさんいろいろな対策します。実際に動いて対策するって素晴らしいことですよね。
大学でビラ配ったり、卒塾生にアナウンスしたり、紹介キャンペーンで図書カードあげるとか。
そりゃやらないよりやったほうがいいに決まってるんですけど、それでなんとかしのげて落ち着いたあとに。

また来年も同じことが起こるわけですよ。で、また来年も。

僕はそういうことじゃないと思うんですよ。

過去の塾がアルバイト講師を酷使し「ブラック労働だ!」ってイメージになって、
他の業界は時給がどんどん上がってる中塾講師は時給上がらず。

残業もあるし、他業界(大学生ができるアルバイト)よりも安月給で、将来につながる(自覚できる)スキルも身に付かず。

誰かが言ってました。塾講師は子どもを相手にする仕事だから社会で必要とされるコミュニケーション能力も身に付かんと。
まあ言いたいことはわかります。塾やってる身として「ん?」ってなったけど、まあ言いたいことはわかる。

求職者の履歴書見たときに、「◯◯塾 アルバイト講師」って経歴より「スターバックス アルバイト」って書いてあった方が「おお!いいね!」って思いますもん実際。

で、話が逸れたんですけど、例えばアルバイト講師不足っていう課題が塾業界全体(もっと言えば教育業界)の課題なんだとしたら、
そんな「図書カードあげるからおいでよ」とか、「ビラ配って応募増やしました」ってことだけじゃなくて、
「塾で働いてくれている人を最大限ハッピーにする」とか、「塾ってこれだけ素晴らしいんだぜ!」って発信して文化を作り直さないとって思うんです。

あなたの塾で働くことでどんなおもしろいことが待っているのか、働く人にとってどんなはっぴーがあるのか、そこから目を背けずしっかり考えていきましょう。

僕が某大手個別指導塾のFC教室でアルバイトしてたとき教室長に、「なんで教室長やってるんですか?」って聞いたら

「次の仕事見つけるまでのつなぎだよ」って言われた時の衝撃って感じられますかね。わかりますかね。もう7年前なのに今だにそのイメージ消えないですもん。
こちとら週7出勤して、アルバイトなりに思い持ってやってたのに上司にそんなこと言われたら冷めますよ。速攻でやめました。

塾業界のみなさんよく言ってるじゃないですか。塾は人が一番大事だって。ブランドより立地より何よりも人が大事だって。

その大事な人を、もっと大事にしましょう。働きがいがある塾にしましょう。そのために大切なのは理念です。
なんのためにその塾をやっているのか。どういう生徒を育てたいのか。

思いについてきてくれます。思いを明文化して、発信してください。そしてその思いを具現化してください。
ひとつひとつの塾がそうやっていかないと一生塾業界は選ばれない業界になりますから。
経営理念がない(あるけどただの飾り)組織はまじで必要なくなると思います。

14歳でビジネスを始め早10年。チョットという会社をやっています。教育をより良くするために教育ベンチャーを立ち上げました。偏差値社会をぶっ壊す。教育ベンチャー代表になります。アプリ作ったりキャリア教育のコンテンツ作ったりしてます。塾もやってます。教育に興味ある方お話しましょう!