＜楽曲紹介＞3.18歳、見習い整備士

最新アルバム「蛙の子」リリースを記念して

１曲ずつ紹介していきたいと思います ٩( ᐛ )و

今回は記念すべき３曲目「18歳、見習い整備士です」です！

この曲は今の自分へと決め手となった出来事を書いた内容になっています。

最後まで一読していただくと、僕の楽曲の聴き方変わってくると思うので

必見ですよ ٩( ᐛ )و

少年は夢を見ていた。

僕は夢を見ていました、歌いたい気持ちを抱いて。

高校の時に一度だけオーディションを受けに行ったことがあり、

東京の高田馬場の会場まで

地元の魚沼から新幹線、貯めたお小遣いを使って行きました。

人生が変わると思って。

１人で東京に向かったのは初めてで、電車も何乗ればいい！？みたいなw

右も左も分からない、田舎者の少年はパニくってましたw

駅員さんに聞きながらなんとか会場に到着…w

オーディションスタート。

一室に参加者が集められて、

一人一人自己紹介とパフォーマンス（弾き語りかアカペラ）

いわゆる公開オーディションでした。

僕はアカペラでEXILEさんの「failln」を歌いました。

それが初めて人前で歌うきっかけになりました。

自己紹介をした後、「じゃあパフォーマンスお願いします！」

「はい！」…そこから何故か、歌えなかったんですw

心臓が飛び出るんじゃないかっていうぐらい緊張して(･_･;

結果はまあ、言うまでも無く落ちたんですがw

凄くいい経験させてもらいました！！

何も知らないまま就活、そして社会人へ

夢を抱いたまま、でもオーディションしか歌手になれる道はないと。

それしか知らない高校３年。とりあえず働きながら、受けていこう。

とりあえず就職へ

でもその甘い考えが悪かった…

会社員は思ってた以上に１日の拘束時間が長いし、

初めての社会人で基礎もなってないし、仕事の内容も覚えないとなので身に付けることが大変だった。

やりたいことあるのに、やりたくないことをしている自分への葛藤が凄くて、

毎朝なんか鬱っぽくて、凄いしんどかった…w

仕事から帰ってきては鏡の前で自分を見つめて「これでいいのか？」って

ずっと葛藤しながら歌を歌ってました。

その姿を見計らってか、夕飯ときにばあちゃんが「やりたい事やりな」って言ってくれて。

ずっと溜め込んでた思いが溢れて、泣きそうになったw

運命の分かれ道

そっからオーディション以外に道はないのか？調べるようになって

新潟に音楽の専門学校がある！！

なんかもう、そこしか希望がなかった。

オープンキャンパスに行った時、隣の椅子に先生が来て

「あの子いるじゃん？凄くダンスうまくてキラキラしてるでしょ。

入学当初は全然踊れてなかったし、あんなに明るくなかった。

でも努力してあんだけ変わった。人は３ヶ月あれば変われる。

ここには同じ志の仲間がいる。確かに入学金は馬鹿にならないよ。

でもそのお金、自分の為に未来を豊かにするために自分に使ってる。と思って

やればそうは思わない」

言われた瞬間、肩の荷が降りて泣いてしまった…

それから実家に戻り、考えていました。

専門学校に行きたい！すぐに言いたかったが、

今まで音楽やりたいと言うたびに

母「ろくに働いたことも無いくせに甘えたこと言ってんじゃねえ」と言われてたのもあった。

それでも、ここまで膨れ上がったこの気持ちは抑えられなかった。

土下座で「お願いします。音楽の専門学校行かせてください。」

地元企業に就職して喜んでくれた父、今まで散々迷惑かけてしまった母

「わかった」

親不幸者の息子でごめんなさい…

退職、そして専門学校へ

職場に退職する旨を伝え、最終日になりました。

最後に挨拶をし終わった後

先輩が肩にポンと「頑張れよ」

女性社員「有名になったらサイン持ってきてね！」

俺「頑張ります！！お世話になりました！！」

ここまでがリリックで書いた本当の出来事です。

この曲と「１月３日」は繋がってるので、合わせてnoteと楽曲見ながら聞くと

伝わるかと思います！

ふうー、めっちゃ長くなってしまった（−＿−；）

感情的になるとめっちゃ書いてしまうw

ここまで付いてきて一読してくれた方、ありがとうございます！！

お疲れ様でしたww

下記サイトから普段聞いている、ご利用の音楽配信サービスでご試聴頂けます。

聴いてくださると励みになりますので、是非この機会にご利用ください！！

蛙の子 by 佐藤晃樹

次回は４曲目「ふざわ」について楽曲紹介して行きますので

楽しみにしてて下さい！！

またね ٩( ᐛ )و