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スクラム

こんにちは。私はアジャイルコーチをやっている清水と申します。ここ5年ほどスクラムマスターとして活動してきて、大企業とベンチャー両方経験してきました。ベンチャーは、ハードウェア領域も含むベンチャーでした。そこでスクラム(正確にはLeSS(Lerge Scale Scrum)を実践してきました。スクラムは色々な領域に適用可能であることをまざまざと実感し、そのことを皆様にお伝えしたいと思い、記事を書くことにしました。

スクラムとは

スクラムとは、チームの現状を把握するためのフレームワークです。(ここで言うフレームワークとは、チームで活動する上での、仕事の仕方です)それ以上、それ以下でもありません。チームは、3±6人で構成されます。では、”チームの現状を把握する”とはどういうことなのでしょうか?

スクラムを導入すると、何が良いの?

スクラムを徹底的に活用すると、チームの現状が面白いほど見えるようになります。チームは、スプリントと呼ばれる期間を決め、なにをするのか、なぜそれをするのか、誰がやっているのかを明確にします。そして、その仕事の量がチームにとって多かったのか、少なかったのか、問題があった場合には、どのような問題があり、それを解決するべきなのかどうなのか、そのあたりもチームで議論し、”改善”していくことになります。スクラムは、チームで作業を進めるため、礎のようなものです。スクラムを導入することにより、チームの現状が把握され、次の改善アクションに手をつけやすくなります。(つけやすく、というのは、改善するかしないかはチームの判断なので、かならず改善する、と言い切れる訳ではありません)

チームのチカラ

一人で孤独に仕事を進めていませんか?一人でやるよりみんなで楽しく仕事を進めるほうが(少なくとも私は)楽しいと思います。悩み事、不安があったら、チームで共有して支え合って仕事を進めていく。そんな関係性を作って、最強のチームを作っていく、スクラムにはそんな副作用もあると感じています。スクラムは、現状を把握することしか提供してくれませんが、それを実践していく過程で、たくさんの副産物が産まれると思います。チームの絆ができる、主体性が向上する、仕事をより良くより速く進められるようになる、素早いフィードバックを受けられる、顧客と連携が取りやすくなる、品質が安定する・・・などなど。

では、具体的にどのようにスクラムを導入・実践していくのか、勘所はどこなのかを続けて記載していこうと思います。

まとめ

スクラムは、理解は容易だが習得は困難だと言われています。これまでの知見をアウトプットしていきたいです。

もしスクラムの導入・実践でお困りであれば、ご連絡頂ければと思います。



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