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3/20のライブを延期しました

すでにTwitter,Facebook,Instagramでもお知らせしましたとおり、3/20に予定されていたライブイベント「名前のない風景・春」は、延期させていただくこととしました。
延期の背景などはすでにそちらに記しましたので、詳細は書きませんが、申し込まれた方、キャンセルされた方々にお伝えしたところ、前向きに捉えてくださる方が大変多かったことが心の救いです。
逆に延期したことで、落ち着いて楽しめそうです、というお声や、逆に延期したことで参加できます、という方もおられたり、改めて、ひとりひとり様々な背景を持ちながら、日常を過ごされているのだなあということがよくわかりました。
そんな皆さん方の日常にも向き合いながら、ピアノを弾いているんだなということにも改めて気づかされまして、気持ちがピリッと締まるような感覚です。
今回のコロナウイルスをめぐる一連の騒ぎで、社会や個人のさまざまなありようを見たように思います(まだ渦中なわけですが)。
かくいう自身も、こんな事態の際に、ひとりの人間としてどのように考え、何を大事にして、行動をするべきかが真正面から問われたような、そんなここ数週間でした。
警戒することももちろん大事ですが、過剰に振り回されてもいけませんし、なにを頼りに冷静な判断をくだすか、という点ではとても考える機会になりました。
自分の持つポリシーや考えかたと、来られる方、協力してくれる方々との間で、バランスをとりながら、自分としての最適解をどう導いたら良いのかを考えたうえでの結論です。
幸い、ライブに関わってくださっている皆さんの厚意もあり、ひとまずはなんとか延期開催の目処は立てられそうです。
延期後の日程も、近々にはお知らせできると思います。
正直、延期後の日程のあたりで、騒ぎが収束しているかどうか、はたまた別の何かが起きているのか、全く予測ができませんが、それでも、平和に楽しく1日を過ごすことができる日を想像して、準備を進めていこうと思っています。
今日は、当初の予定通り、会場の下見でした。
改めて会場を訪れて、広い畳の間、坪庭や縁側を見ながら、これはぜひ多くの方に安心して来ていただきたい、ここで音楽を聴きながらゆったり過ごしてもらいたいなという思いを新たにしました。
そういう意味で、延期は正しい判断だったと考えています。

いつもの穏やかな風景が、一刻も早く戻ることを願いながら、この非日常的な日常に向き合っていこうと思います。

みなさんもどうぞ健康に。

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