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(2020/7/31)長雨に思う

今年も梅雨が長いです。
もはや梅雨ではなく雨季なのでは?と思うような雨の降り方ですね。
少なくとも、自分が小学生中学生の頃は、梅雨といえばこんな雨の降り方ではなく、もっと季節感のはっきりとした、6月の長雨だったように思います。
地球規模の大きなレベルで気候の変動が起きているのでしょうか。はっきりとしたことはわかりませんが、昔とは違った方向へ、変化していっているなというのは実感的にそう思います。

普段から結構自然現象には関心がありました。
もともと大学では、植物の繁殖生態学を専門に学んでいました(ちなみに音楽を専門に学び直したのはそのずっと後のことです)。
植物の進化と生存戦略が大きなテーマだったのですが、夏冬問わず、山に分け入ってはフィールド調査に明け暮れたり、朝の6時から夕方6時まで、脚立に座って、花にやってくる昆虫の数を数えたりするという、けっこう根気と体力のいる研究でした。

ちなみに研究とは別に当時も音楽活動をしていたので、時間が削られることが最初は嫌だったのですが、本格的にやり始めると結構面白くなってきて、わりと楽しくやっていました。多分もともとそういうのが好きだったのもあると思います。

結果的に研究に結構ハマっていたので、そのまま大学院に進学しようかとも考えたのですが、結局当時希望していた働き口から声がかかったので、そっちに行くことにしましたが、あの時大学院に進んでいたら、人生が若干変わっていたかもしれませんね。

そんな具合なので、里山を歩いたり、自然の中で過ごすのは今でも好きです。そんなに頻繁ではありませんが、山登りをしていて、自分が材料にしていた木本は、割とすぐに見つけられます(役に立たない能力だなあ・・)。

現在住んでいる京都の左京区は、とても自然が豊かな場所で、里山も多いし、大阪や東京などの大都市ではなかなか見られない昆虫や小動物も割と身近に見ることができるなと思います。
季節ごとに身近な自然を味わいながら毎日を過ごしたいものですが、このところの気候の急激な変動は、やはり気になります。
季節の変化がなだらかでなくなってくることは、自然環境のみならず、人間の(心理的な側面での)行動にも何かしらの影響が出てくるのではないかと、勝手に想像しています。

もうそろそろ梅雨が明けると思いますが、梅雨明け早々から今度は猛暑がやってきそうです。
健康には気をつけて、お互い過ごしましょう!

あ、ちなみに、8月30日(日)に開催予定のリクエストライブのリクエスト受付は、本日(7/31)までとなっております。
リクエストいただいた皆様、ありがとうございます!
せっかくの機会ですので、これまでのインスタライブでもリクエストいただいていて、演奏していないナンバーも候補に入れようと思います。

これ見て、まだ間に合うようでしたら、ご連絡お待ちしておりますー。


そういえば、全然関係ないんですけど、今年のお正月におみくじを3回引いたんですが、なんと3連発の大吉だったのを忘れていました。
今振り返ると、ある意味、ありえないことが起こる前兆だったのかしらとさえ思います。
一番左(下鴨神社で引いたものです)の小林多喜二の一言が滲みます。
闇もあれば光もあるのが世の常です。


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