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【イベント後記】一生忘れられない誕生日は自分でつくれる?「セルフセレブレーション」のすすめ

みなさんは、誕生日をどのようにすごしたいですか?

恋人とちょっと豪華なレストランに行く
お家で家族とゆっくりする
友達が企画した誕生日会でワイワイ盛り上がる…

きっと、さまざまな誕生日のすごし方が頭に浮かぶはず。

そのなかでも、最近誕生日に友達や家族、同僚などを招いて自ら企画・運営する催し「セルフセレブレーション」を行う方が、僕の周りでは増えています。(ちなみに、「セルフセレブレーション」は僕がつくっちゃった造語です笑)

とはいえ、
「準備をするの、大変じゃない?」
「自分で自分の誕生日会を開くの、照れない?」
など、気になるところ。

正直なところ僕も、その辺りを考えちゃって「セルフセレブレーション」をしたことのない人間で。だからこそ、「なんで自分で自分の誕生日を祝えるんだ? どうやってんだ?」って気になってました。

そんな折に、株式会社CRAZYの2019年春に表参道にオープンした「IWAI OMOTESANDO」の吉田勇佑くんから、「IWAIでイベントやりませんか?」と嬉しいお誘いをいただいて。

「これはぴったりなのでは!」ということで、8/27にIWAIの会場をお借りして「セルフセレブレーション」についてのイベントを開催させていただきました。


ゲストは、「セルフセレブレーション」を開催した経験のあるとかとこ代表のほんまさゆりさん、株式会社CRAZYの吉田勇佑くん。

なんと朝の7:30(!)からの開催で、「人来るのか…?」って内心ビクビクしてたんですが、なんと12人の方に来ていただけました。お越しいただいた方、本当にありがとうございます!(みんな何時に起きたんだろう。いつもやってるイベント以上に、来てくれたありがたさを感じる…)

今日はその内容の中で印象に残ったポイントを少しだけ、紹介します。

 

自身にとって今大切な人が誰かを知れる機会


29歳の誕生日の際に、2夜にわたって誕生日会を開催したという吉田さん。1日目は人生の戦友と思える25人を招いて、2日目はこれから関係を深めたいという61人を招いて、それぞれ開催したそうです。

ちなみに僕も61人の中の一人。ホスピタリティとユーモアに溢れた、とても楽しい場だったことが印象に残っています。


こうしたセルフセレブレーションを通して気づいたことを、吉田さんは次のように語ります。

誕生日という機会は、生かすも寝かすも自分次第だと思います。うまく生かすことができれば、人生の目的実現を早めるテコになる
たとえば僕にとっては、毎年呼びたい人が変わるんですね。それまで疎遠になっていた友人をあえて呼んでみようと思って、思い切って声をかけてみたりとか。誰を呼ぼうかと考える作業を通して、自分にとって大切な人は誰なのかを知れる機会になっています。
また、毎年誕生日会を開催することで、現在の自分を見つめ直す機会にもなっていますね。


大切な1人が祝ってくれるだけでじゅうぶん


一方、2年前に移住先の新潟県十日町市で誕生日会を開催したというほんまさんは、仲の良い友人を集めて、自分が関心のあった「タロット占い」や「パイ投げ(!)」などをやってみたといいます。


それまでは「誕生日を祝われないと寂しい人」というレッテルを、自分に対して貼ってしまうこともあったような気がするんです。でも、誕生日会をやってみたことで、そんなレッテルから自由になれた気がします。
また、誕生日会は自分のやってみたかったことにチャレンジする機会になりました。具体的にいうと、興味のあった「タロット占い」をやってみたんですね。そしたら好評だったので、その後も勉強を重ねて、今ではお金をいただいて占いを提供できるまでになっています。
そうしたいいこともあったんですが、正直、友達も毎年変わるし、同じ友達でも人生ステージが変わるので、「みんなでお祝いする」のは毎年はできないな、と思っています。今は大切な1人が祝ってくれるだけでじゅうぶん。でも誕生日会を開いたことを後悔はしていなくて、一生に一度の経験ができてよかったな、と思ってます。


目的とリソースを明確にした上で、リソースをかけることができるか考える


2人に共通するのは、誕生日を、単に誰かに祝ってもらうだけでなく、「大切な人との関係を深める」「自分の興味あることを試す」などの目的を果たすための機会、と捉えている点

一方で、「心・お金・時間・関係性」のリソースがあるかは、セルフセレブレーションを実際に行うかを判断する上での基準になりそうです。

お金(食費や会場費など)、時間(招待やコンテンツの準備など)がかかるのはもちろん、」「人が集まらなかったらどうしよう」「きちんともてなさないと」といった心配事も増えてくるでしょうし、そもそも声をかけることができる関係性がなかった(さびしい…涙)といことも考えられます。

そうしたことも踏まえた上で、

1.セルフセレブレーションの目的を明確にする
2.「心・お金・時間・関係性」のリソースを踏まえて、どんな規模で、どんな内容で開催するかを考える

というステップを踏むといいのかもしれません。

その結果、たくさんの方を招いてやるのもよし、パートナーでやるのもよし、もちろん何もしないのもよし、です。


自分が楽しいのがいちばん!


今日は自分で自分の誕生日を祝う「セルフセレブレーション」について、簡単に紹介しました。

やっぱりなにより、「自分が楽しいのがいちばん!疲弊してまでやることない」だし、「やってみなきゃわかんねぇ!(元も子もないけど)」というのが、個人的な感想です。

イベントを経て、今年の誕生日(12/20)はセルフセレブレーションにチャレンジするか…はまだ考え中。どうしよっかなぁ。

パイ投げはすこし、気になってます。

ではでは、また明日。


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