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14年の経営者経験から学んだ、逆算思考の大切さと安定経営のコツ

こんにちは。ウィルゲート代表取締役CEOの小島です。

共同創業者COO・吉岡のnoteを見て、自分の考えもアウトプットする機会を作りたいと思い、noteでの発信を始めます。

今年でウィルゲートは創業14年、数多くの経験を通じて学んだ「逆算思考の大切さ・安定経営のコツ」をビジョンやミッションの実現・経営にチャレンジする人と共有していきます!

実現したい理想像へのチャレンジと失敗

私が大学1年生の初夏・2006年6月に、幼馴染みの吉岡とウィルゲートを創業しました。
当時は最年少上場を果たすと意気込み、短期的な成長・売上を追いかけた結果、2008年に「ウィルゲートショック」価値観や理念の合わないメンバーの大量離職が発生しました。

当時の経験を振り返り出版した本。22歳で借金1億円を背負っていました。。。

当時の短期的な成長・売上を追いかけ、ミッションに対する想いは薄く、経営・採用方針は短期業績重視。
2008年の終わりには、その結果であるウィルゲートショックを通じて
「一人ひとりの『will』を実現する」
というミッションを掲げ、それを軸とした経営方針へ大きく転換しました。
そして、ミッションに共感してくれた10人の仲間との再出発を始めました。いまから10年以上前のことです。

ミッションの達成にチャレンジし続けた11年で学んだ逆算思考

ミッションは抽象的なもので、どうすれば達成できるのか、見えにくいことが多いものです。

ミッションを軸に再出発した2008年当時の私の課題は、達成までのイメージを持つことができていない、というものでした。

そんな中でも、新規事業の立ち上げと成功、失敗を繰り返す内にミッション実現のためのコツが見えました。それが逆算思考です。

ミッションを達成できた理想像を具体的にイメージして、現状との差を埋めていく。
理想像から逆算して中期戦略を立て、それに基づく経営・戦略・投資計画の策定と推進により、ミッションを達成できると考えました。

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ミッション達成のための経営における逆算思考の活かし方

ミッション達成には、理想像からの逆算を経営計画に反映させることが重要である、ということは経営上も同じく重要です。

つまり短期戦略ではなく中長期戦略を重視し、目先の売上ではなくミッションの達成を重視して行動することが重要だと考えています。

そのために、経営者同士の交流会などで、安定した経営を実現する経営者の先輩に相談し、教わった学びをウィルゲートでも取り入ました。
具体的には、PDCAサイクルを経営から現場まで回せる環境、経営管理機能への投資を実施しました。

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ーウィルゲートは、安定経営を実現するために、PDCAサイクルの中でも実現が難しいCheck / Actionの実現に投資を寄せています。

具体的な経営管理機能への投資としては、経営のDX化・経営データのモニタリング環境構築により、意思決定を確度高く行う。
正しいデータに基づいて、確度の高い中長期戦略を策定する。
そうした中長期戦略に基づく経営を実現させた状態でこそ、プロダクト強化や予算達成が真に意味を持つのではないか、と考えています。

理想像から逆算して中長期戦略・投資計画を引く。
そのために計画KPIツリーや、経営データをモニタリングする環境に対して投資しました。

PDCAサイクルのPlan / Checkに大きく投資することで、経営の安定化・デジタル化を推進し、データから最適な戦略・投資計画を引くことで売上増加、利益率改善、それを通じた社会への価値貢献や社員のwillのサポート、これら全てを実現しています。

まとめ:ミッション達成の近道は逆算思考と経営管理強化

ウィルゲートでは、ビジョン実現のために「経営管理の強化」を行い、理想像から逆算し、強い経営管理機能を活かして経営計画を立てています。

経営管理に対する投資優先度を高く設定し、積極的にインフラ・環境の整備と活用促進・経営管理のデジタル変革を遂げた結果、業績としても営業利益率15%改善と飛躍的な成長を実現できました。

14年の経営経験で大切な基礎的な考え方の一つだと気づいた逆算思考を活かして、ビジョンでの実現をこれからも続けていきます。

そして、次回は具体的にウィルゲートで導入した、DX化した経営管理の様子をみなさんと共有する予定です。
ご興味ある方はぜひスキやコメント、FacebookやTwitterでのシェアなどよろしくお願いします!

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