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センバツ高校野球出場校から学ぶ①

先日、今年の選抜高校野球出場校が発表されました。
そこに興味深い高校があります。それは鳥取の進学校・米子東高校。
指導者はまだ私と同じ30代の紙本庸由監督。

これからの時代の教育を研究してきた元立命館の社会科教師として、また現在の人材育成の研修講師としての立場から解説してみたいと思います。
非常に面白い発想をしている指導者で私たちが学ぶ部分は多くあります。
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鳥取一の進学校・米子東をセンバツに導いた「超合理的思考法」とは
ー部員16人の公立校はなぜ躍進できたのかー
http://bunshun.jp/articles/-/10511
(文春オンライン19.1.25)
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まず第1回は、この中にある下記の部分から。

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『何かを捨てる勇気を持とう』ということでした。同じ時間を使うならば、それをいかに効率的に使うのか。『何かをする』ということは、イコール『何かをしない』ということと同意だと生徒には言っているんです。
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言い換えれば、優先順位を付けるということです。
ビジネスの世界では当たり前の思考ですね。


ただ、こんな批判があるかもしれません。
「これからの時代、人間は仕事も減り、寿命も延びる。だから、全てできるのではないか。」
確かに、近い将来、寿命は大幅に伸びて、時間が今よりも増えるかもしれません。


しかし、そうであったとしても
「その瞬間」というのは、もう2度と目の前には現れないのは変わらないでしょう。


だから、これからの時代も「優先順位」を付け、価値のあるものから取り組むことは重要なのだと思います。

まさに、一期一会なんだと思います。

数回に渡り、私たちが学べる点を解説していきたいと思っています。
ご期待ください!

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