あなたがいた夏

あなたのしをかってにおもって
これからひとつのことをかきます
それはあなたのしにはとおくおよばないけれど
わたしのきもちではない 
かかれたもじは、あなたのしっていた
いきるいみではないけれど
わたしをときおりいかすものです

あなたのあたたかなくちうつしには
ほんとうはろかしききれなかった
つめたさがまじっていたはずで
そうやっていかされたいのちがそらをまっていた

しらずにこずえをきづつけ
いみをもとめずむしをたべ
そのなきごえにおびえるものがあったこと

またみずをのみそれすら
うばうこととむえんではない

ちじょうというものとそらというもの
とぶということとあゆむということ
ばしょだけはちがっていたけれど
たがいにいきることをほうきせず
いちにちのために
しをとりこんでいた

あなたはかこうされないものを
わたしはかこうされたものを
ふはいをまてずにくちにする

いきることはしにめぐまれること
わたしたちはそうしてつながる

あなたのすのなかからみおろしためと
わたしがかいだんからみあげためが
ふとあったとき
わたしのめをそらしたりゆうと
あなたがめをそらしたりゆうが
まったくちがうもので あったとしても

よるあなたは
くろいはねをのばしたまま
すのなかでいきたえていた
ねむっているのだとかんちがいさせる
やさしさをのこして

わたしはすのしたでそのすがたをみた
あついろくがつ
いのれないひ

あなたのしをことばにして
また いきようとする

こうやって
いまも
かってにことばをつなげて

#詩 #twpoem

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