妄想まぜそば
2020年7月15日(水)
世間にはまぜそばというものがあるらしい。私はあまり外食しないので食べたことが無い。『孤独のグルメ』の井之頭五郎のように、どんなメニューがあるか、価格はいくらぐらいかを気にせずに個人が経営するようなお店にふらっと入る勇気を持ち合わせていない。
だからなんとなくどこかでちらっと見たようなまぜそばの画を頭に思い浮かべ、家に残っているカレー用の牛肉を使って味を想像しながら作ってみる。
冷凍してあった牛肉は下茹でし、灰汁の出たゆで汁は全部捨てる。鍋に肉が浸るぐらいの水を入れ、鶏がらスープの素と白ねぎ(長ねぎ)の青いところとともにじっくり煮込む。
ねぎの青いところを取り出したら、これも冷凍庫にちょろっとだけ残っていたカットほうれん草と舞茸を入れる。あとは適当に豆板醤、甜面醤、ごまだれを入れて混ぜ合わせる。
中華の太麺をゆでたらどんぶりに麺を移し、できあがったスープのようなたれのようなものをかけて麺と絡み合わせ、温泉玉子をのせて出来上がり。
うまい。ごまの風味と豆板醤、甜面醤のバランスのとれたたれが麺に絡んで、これはこれでうまい。
しかしまぜそばとして正解なのかどうかは全くわからない。
今度どこかへ答え合わせに食べに行こうかな。
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