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豆腐メンタルな起業家のメンタル管理術

■更新情報
2021.1.18 「いただいたお声」追加
2020.9.29 誤字脱字修正
2020.8.28 記事公開

こんにちは。高橋浩士です。(@koji_taka

この記事は「打たれ弱い起業家のあなたに送る、メンタルの整えかた」について記したものです。

✅起業したのはいいけど、こんなに自信がなくて大丈夫か、自分?
✅ちょっとうまくいかないだけで毎回落ち込んでいたら、身が持たない!

自由を求めて起業したはずなのに、同業者の足の引っ張り合い、お客さんからの理不尽なクレームなど、フリーランスや起業家になっても「不愉快のタネ」「落ち込むタネ」はこと欠きません。

日々、メンタルにダメージを受けて傷つき、落ち込み、自信をなくしている起業家のあなたが、今日からでもすぐに実践できる「メンタル管理術」です。

この記事は、こんなお悩みを解決します。
☑ ひとりで仕事をしていて、どうやってメンタルを維持するか
☑ 人間関係で傷つきやすい自分を、どうケアするか
☑ 自信を持ってビジネスに取り組めるようにするには
☑ ちょっとの失敗で毎回へこまないようにするには
この記事は、こんな人を想定して書かれています。
✅フリーランス、個人事業主の人
✅ 仕事がなかったり仕事がうまく行かなくて落ち込んでいる人
✅プロとしての自分の実績や技量に自信が持てない人
✅交渉や販売の局面で気弱になってしまう人
✅緊張や不満で実力が発揮できない人

✅この記事の信頼性

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✅スモールビジネス専門のコンサルタント
✅自治体や商工会議所の経営相談員
✅起業、個人事業の指導を200件以上

自分のことを「ワシ」と呼ぶので「ワシ先生」と呼ばれています。

ワシ自身も、20年前に独立/起業しています。

自分自身のビジネスを振り返っても、いい時と、悪い時がありました。

ひとりで仕事をしている起業家、フリーランスの場合、自分自身のメンタルが、仕事のパフォーマンスに大きく影響していることが、よくわかりますよね。

この記事では

✅ ワシ自身の創業時からいままでのメンタル上の体験
✅ クライアントさんへのアドバイスから見えてきたメンタル対策
✅ 心理学やメンタルトレーニングから学んだメンタル強化の視点

これらの視点から、

ひとりで仕事をすることが多い起業家のメンタル強化方法

についてお伝えしていきます。

いただいたお声

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ネットショップコンサルタント 森 よしあき さん

自分の「スイッチの入れ方」さえわかれば毎日やるだけ。
以前から自分のメンタルについて「かなり弱い」と自覚のあった私。

本やネットでは「自己肯定感を上げる」事が重要とあるものの、「実際に自己肯定感を上げる具体的な方法」がわからなかったり「それが出来ないから苦労してうるんだ!」という内容だったり。
腑に落ちないままになっていたのです。

そんな時「豆腐メンタル」という言葉が目に入ったんです。
面白い表現だと思いましたが、これこそ自分だと思い興味を持つことになりました。
自分の場合は日々の活動がうまく行かない事もあり、ひどい時にはその日のスタートさえなかなか切れない状態。
そんなときの自分にどうしてあげたらよいのか。
自分の「スイッチの入れ方」さえわかってしまえば毎日それをやるだけです。

メンタルについてはそれだけではありません。
人前で話せない。仕事の成果に自信が無い。相手の反応が怖い。
そんな様々な場面を想定した内容になっていて、この記事を保存しておけば先々困った時に開けばよいと思うほど。
今メンタルについて悩んでいる人、過去に悩んだことのある人、これから先悩みそうな人。

ほぼ全員がこの記事を読むことで克服できそうと感じます。
是非多くのメンタルに悩む人に読んでいただきたい。
僕はこの記事を自信満々のメンタルでお勧めします!

1.カンタンな自己紹介とこの記事の説明

カンタンに自己紹介だけしておきます。
スモールビジネスコンサルタントの高橋浩士といいます。

ワシ自身も会社員を9年間務めたあとに独立、起業し、20年になります。
最初は「ホームページ制作業」で起業してその後、紆余曲折を経て、いまは「個人事業で独立起業したい人たち」のお手伝いをしています。

自分のことを「ワシ」と呼ぶので「ワシ先生」と呼ばれています。

1.2.言っていることが正しくて、技術が高い人が売れているのか?

自分の技術だとか知識、ビジネスアイデアに自信を持って起業してみたものの、なかなかうまくいかない。

実際に起業してみると、周囲の起業家や同業者の多くが、実力とは関係なく「オラオラ」と肩で風を切って歩いていますよね。

そんな「実力もないのに肩で風切っているだけで売れていく人」を見て、腹立たしく思いませんか?

創業当初のワシは、まさにそんなカンジでした。

人から見下されたりバカにされたりして、

「ホントに自分は才能がないのかな、大したことがない人間なのかな」

なんて思ったこともありました。
だけど、サスガに長い間そのような中にいると、だんだん気がついてくることがあるんです。

それは、以下のようなことです。

✅ビジネスの成功と、その人のビジネス的な才能は、ほとんど関係がない。
✅ 高学歴の人が成功するわけでもない。
✅「あんなやつが」と思うヤツがうまくいく。
✅「うまくいくやりかた」を探してきたが、そういう問題ではない。
✅ 「やるかやらないか」それがわかっているのになぜできないのか?
✅ 失うものなんてこれ以上ないのに、何が怖いのか?

これらは「自分自身と、自分の周囲の人たち」を観察してきた結果であり、もうひとつ大事なサンプルとして「コンサルタントとして自分がアドバイスしてきた起業家さんたち」を見てきて思ったことです。

1.3.起業がうまくいくかどうかは、才能よりもメンタル

「メンタルさえ強ければうまくいく」などという極論を言うつもりはありません。

だけど、才能だとか技術、技能、「頭のよさ」よりも「メンタルのタフさ」が、起業の成否に大きく関わってくる、という事実は、たくさん目にしてきました。

ワシがよく「起業が上手く行くかどうかを決める要素」として挙げていることがあります。

①ひとつが「ビジネスモデル」。
つまり「どのような仕事をどのような仕組みでするのか」。
②そしてもうひとつが「経営者のメンタル」です。
この二つが揃っていれば、多少はやりかたが未熟であったとしても、うまく行く確率は大きく上がります。

ひとつめの「ビジネスモデル」に関しては、note記事
「ひとりで作れるビジネスモデル」
に記しましたので、よろしければこちらもぜひお読みくださいね。

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1.4. メンタルは練習で強化できる

最初にお伝えしたいことの中で、もっとも重要なのはこの点です。

メンタルは、練習で強くすることができるのです。

たとえば、アスリートの人たちの多くは、強靭なメンタルを持っているように見えますね。

彼らは、生まれながらにして強靭なメンタルを持っていたのでしょうか?

彼らはカラダを鍛えるのと同じように、メンタルも鍛えることによって、第一戦でも戦えるようなタフなメンタルに仕上げているわけですね。

「もともとこういう性格」だとか「ダメな自分」にとらわれることなく「練習で何とかできるものなんだ」という現実を、まずは素直に受け入れることが「メンタル管理」の第一歩として大事な点です。

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2.今の自分のメンタルを把握する。

さて、この冊子では「メンタル管理」について考えていくわけですが、ここでいう「管理」とは、いったい何をすることでしょうか?

カンタンにいってしまうと、

■管理とは
限りがあるものをうまくやりくりしていくことです。

この説明は、書籍かネットで見かけたフレーズなのです。残念ながら出典を覚えていません。でもとても気に入っている説明です。

たとえば「お小遣いを管理する」という場合、限りのある大切な「お金」についてやりくりすることです。

お金の場合であれば、できるだけ入ってくるお金を増やし、出ていくお金が少なくなるように工夫して、実行していくことが「管理の実態」ですね。

2.1. メンタル管理とは、何をすることなのか

では、メンタルの管理とは、何をやりくりするのでしょう?

もちろん、あなた自身の「気持ちや感情」をやりくりするのです。

怒ってばかりいたり、悲しんでばかりいたら、取り乱して仕事が手につきませんね。

つまり「メンタル」も、お金だとか時間と同じように、貴重な資源だということです。

この貴重なメンタルを上手にやりくりして、自信をもって機嫌よく仕事をすることができ、意欲的に新しいことを挑戦して、起業の成果を上げていくこと。

これがこの冊子でめざす「メンタルが管理できた状態」です。

2.2 管理は何からスタートするのか

では一般的に「管理」とは、どのような手順から進めるのか、考えてみます。

「お小遣い管理」をはじめる場合、何からはじめますか。

あなたが会社から「ウチの在庫管理をしてくれ」だとか「人事管理をしてくれ」と頼まれた場合、まずは何からはじめますか。

管理の手はじめ。それは

いま、どうなっているのかをよく知ること。

です。

お小遣い管理をするのであれば、まずは

✅ 今のお小遣いはいくら手元にあるのか。
✅ 現時点では、お小遣いはどのように管理されているのか。

を知ることが大事、ということです。

いま、手元にいくらあるのかがわからなければ、お小遣いも管理できませんものね。

だとしたら、メンタル管理でも「いま自分のメンタルはどのような状態にあるのか」を知ることが大事だってことです。

2.3 自分の心理的傾向を書き出しみる

ここで手始めにやっていただきたいことは「自分の性格や、心理的傾向について書き出してみる」ということです。

まとまっていなくても、キレイに書き出す必要もありません。

✅ 自分はどのような人間か
✅ なぜ、そのような人間だと判断できるのか
✅ そのような傾向の人間になったのは、なぜか

といったことについて、箇条書きでよいので書き出すのです。
さらに

✅ どんな傾向の人たちがキライなのか、苦手なのか、それはナゼか。
✅ どんな言葉や態度に対して、自分は傷つくのか。イラッとするのか。
✅ どんなことがあると自分は落ち込むのか。
✅ どのようなことであれば、平気なのか。

といったような「自分が気持ちを乱す原因」などについても記してみてください。

ワープロソフトに打ち込んでいっても構いません。

ここでは「書き出したつもりになる」のではなくて、実際に書き出し見ることがとても大事です。

なぜ実際に書き出すことが大事なのかというと、あとで客観的に眺めることができるようになるからです。

自分って、自分に対してこのように感じていたんだな。
このような考え方を持つようになったのは、あんなきっかけがあったからなんだな。

ってことを、あとで冷静に見返すことが大事です。

これだけでも、「自分を客観的に見る」という、メンタルな管理の重要なポイントを抑えることができます。

自分の考えや心理状態を言語化して紙に書き出す。

この「見える化」によって「自分は、自分のことをどのように捉えているのか」を客観的に見ることができるようになります。

2.4 言語化する際の注意事項

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自分のことを言語化して言い表す際に、気をつけたいことがあります。

この注意事項は、今回の「自分のメンタルを把握する」という場面だけではありません。

ふだんから、頭の中で自分のことについて考えたり、自分のことを言い表すときには、気をつけたいことです。

それは「頭が悪い」「センスが悪い」といったような「人間としての天性の属性」のような表現をしないことです。

このような言い表しかたをすると「どうしようもない」という結論しか得ることができません。

「私はそういう人間なのだ」というような、人間的属性のニュアンスを持つこれらの表現は「それをうまくやるための知識や技術を持っていないだけだ」という、「外的な属性」に言い換えて表現します。

✅ モテない → 女性と仲良くする方法を知らない
✅ 感情の起伏が激しい → メンタルを安定させる手段を持っていない
✅ 頭が悪い → 効率のよい勉強方法を知らなかった
✅ ビジネスのセンスがない → 経営の基礎を知らない

たんなる「論点のすり替え」だとか「言い逃れ」ではありません。

天才的なレベル、スポーツで言えばオリンピックレベルであれば別にしても、ほとんどの「苦手」だとか「不得手」というのは、「上手なやり方を知らない」だけであることが多いのです。

たとえば、パーソナルトレーナーの堀江明弘氏によると、「かけっこが苦手」という子供の指導をして練習さえすれば、ほとんどの子のタイムは改善するそうです。

つまり「運動オンチ」という天性のものではなく、練習で挽回できるものなのです。

メンタルも同じで「撃たれ弱い」といった特徴は、練習で挽回できるものです。

実際、アスリートたちは、肉体と同じように、メンタルも練習によって鍛えているのです。

3.メンタルと人間関係

ここからはメンタル管理と人間関係について考えてみます。

そもそも、なぜ人は落ち込んだり、凹んだり、自信を無くしたりするのでしょう?

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フロイト、ユングと並ぶ有名な心理学者のアルフレッド・アドラー(1870-1937)によると

「人間の悩みはすべて、対人関係の悩みである」

と言い切っているようです。

自分以外の「他人」が存在しなければ、お金の問題や将来の悩みについても、悩む必要がないというか、そもそもそのような悩みは存在しなくなるのだと。

ちょっと想像しにくいですね。

でも現実に落ち込んだり凹んだり、自信を無くしたりするのは「人からみた自分の存在」を意識しているからではないでしょうか。

アドラーの心理学についてわかりやすく解説し、爆発的ロングセラーになった本「嫌われる勇気」(岸見一郎/古賀史健著)には、人間関係の悩みから解放されるための大いなるヒントが書かれています。

この本をはじめとした「アドラー心理学」について書かれた書籍から、人間関係の悩みから解放されるためのヒントについてさぐっていきましょう。

3.1 あなたの課題とわたしの課題

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「アドラー心理学」の中にある、人間関係の悩みや「メンタルの乱れ」から解き放たれるためのヒント。

それは

「それは誰の課題なのか」を明確にする。

ということです。もっと簡単に言えば

それは誰が決めることなのか。

ということです。

たとえば、ワシがあなたに嫌われたとします。

あなたがワシのことを好きになるのか、嫌いになるのか。それを決めるのは当然、あなた自身です。

第三者がその「あなたの判断」に介入してきたら、あなたはどのような気持ちになりますか?

「ワシ先生はいい人だから、そんなふうに思うものじゃないよ」
「あの人のことがキライだなんて、どうかしるよ」

アドバイスが役立つ場合もあるかもしれませんが、多くの場合は不愉快になりますよね。この逆でも同じことです。

もしあなたがワシのことを好きだったとして、そのことについて人から

「あんな人のことが好きだなんて、どうかしてるんじゃないの」
「いや実はあのワシ先生って人、ヒドイ人でさ…」

同じように、不愉快になりませんか。

「誰かのことを好きになるか嫌いになるか」
「映画や音楽の好き嫌い、好み」

などからもわかるように、本来こういったことって「その人が決めること」ですもんね。

3.2 人の好き嫌いや人の判断には、不用意に介入しない

多くの場合、そういった「茶々を入れてくる人」も、悪意があってやっているのではなく「あなたのため」を思って言ってくるのです。

それが多くの場合、あなたにとって「大きなお世話」になる、ということですね。

あなたが誰かのことを好きになるのかキライになるのかは、あなた自身が決める。

そして、それとまったく同じように

あなた以外の誰かが、他の誰かを好きになるか嫌いになるのかは、その人が決める。

ということです。

このことさえ理解していれば、人の判断に介入して余計なトラブルを招いたり、「好かれた、嫌われた」で悩むこともうんと少なくなります。

もちろん、これは相手との利害関係などにもよります。

だけど原則として、人から嫌われたと感じた場合、理由を問い詰めたり、回復しようとする必要はなく

そうか、自分のことが嫌いなんだな。
自分の何かが、気に入らなかったんだな。

と、相手の「嫌うという選択」を尊重するというか、そのままにしておくほかありません。

俗に言う「去る者は追わず」ということばは、最終的にそう選択する以外にない、ということなのです。

嫌われるのは、その人があなたのことを嫌うと決めたからであって、その人は

「こういう人はキライ」

という自分の基準に従ったまでのことです。

あなたが、相手の基準に合わせて調整する必要はありません。

もちろん、プロジェクトチームだとか夫婦関係などの「協力し合わなくてはならない関係」の場合、あるていどの協調性が必要になってきます。

そのばあいであっても問題は「協調する/しない」なのであって「好きか嫌いか」などは、お互いに勝手に決めればいいことなのです。

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豆腐メンタルな起業家のメンタル管理術

ワシ先生/高橋浩士

3,980円

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フリーランス、個人事業、小規模ビジネス向けの経営コンサルタント。 1年で売上倍増などアドバイス実績多数。各地商工会議所の経営相談。オンラインコンサルティング、セミナー講師、オンライン勉強会「ワシ勉 」開催。ミラサポ 登録/岐阜商工会議所登録エキスパート。1965年生の名古屋在住。