面接で必ず言うべき発言

　人生には沢山の面接があります。受験、アルバイト、就職活動、昇格試験、転職、様々なシーンで避けては通れない関門です。この面接の流れは大抵同じで、最初に自己紹介から始まり、面接官の質問に答え、最後に自由に発言する機会が設けられ、それで終わります。このプロセスの中では必ず発言した方が良い内容があります。本日は、そのような内容です。

　皆さん、面接は上手く行きますか？得意な人と苦手な人は結構顕著に分かれる印象です。上手くいくに越したことないですが、落ちるのは仕方ないことなので、そこまでヘコむことはないと思います。タイミングや面接官との相性など、運要素がとても強いのが面接です。

　ただし、面接に落ちた場合に失敗したと考えるのは間違いです。落ちたら残念ですが、落ちるのと失敗するのは意味が全く違います。落ちたとしても、その面接で学ぶことがあれば、その経験は必ず貴方の糧となるのです。面接とは何かを成し遂げる為のゴールではなく、より豊かな人生を送る為のプロセスなのです。その考え方を忘れてはいけません。

　以前、こんなツイートをしました。

バイトの面接でも、新卒の入社面談でも、中途の入社面談でも、昇進試験の面談でも、上手くいかなかった時、悲観して終わっていませんか？

「私の評価が低い理由を教えてください」

この一言が言える人は成長します。自分の至らない所をきちんと理解して改善する姿勢が大切なんですよね。

— 【ササキ】働き方研究家×プロの父親 (@sasakikoji_koji) April 22, 2021

　繰り返しますが、面接とはより豊かな人生を送る為のプロセスです。そう考えて面接に臨みましょう。そう考えると、面接は自分をアピールする場という捉え方だけではなく、自分にとっても学びの場という捉え方が出てきます。だからこそ、この質問を必ずいうべきだと考えます。

　「私の評価が低い理由を教えてください」

　この言い回しは面接に失敗した時の言い方です。面接に上手くいった時にも同様の質問をした方が良いです。その時の言い方は「本日の面接で私自身が改めた方が良い事に気付かれたら是非教えてください」となります。面接に上手くいっても失敗しても、自分を冷静に見てくれた人に素直な印象を教えてもらうと、必ず貴方にとって良い学びに繋がります。

　自分のことを数十分に渡って真剣に見続けてくれる機会なんて滅多にないので、面接は学びの良いチャンスとして捉えて、次に繋げていく意識を持つことが大切です。