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全ては社長の責任

「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、社長の責任である。」

経営コンサルタントの一倉定さんの名言です。
自分ではどうすることもできないような、電信柱や郵便ポストに至る会社の内外で起こるすべての事柄は、社長である自分の責任であると受け入れることが大切だと。

「起こること全ての責任は”社長“にある。」と言われても、「いやいや、オレのせいじゃないでしょ~?」と言いたくなる気持ちもわかりますし、実際にあなたのせいではないのかもしれません。

しかし、「起こること全ての責任は自分にある」と考えて、と受け入れて取り組むことが大切だと。

「景気が悪いから」「少子高齢化や人口減少してるから」「近くに競合の大型店が出店してきたから」「天候が悪いせいで客足が伸びないから」「社員が集まらない、社員が育たない」「銀行がお金を貸してくれない」などなど、言い訳をあげればきりがありませんし、実際にそうなのかもしれません。

しかし、そんな言い訳や文句をいったところで、景気が良くなったり、従業員が集まったり、状況が変わるはずもありません。
そのままでいいのであれば、気のすむまで言い訳や文句を言い続けてください。笑

人は変えられない、変えられるのは自分のみ

しかし、このままでは嫌だ。何とかこの状況を変えたい。自分には叶えたい夢がある。そういう方は、まずは、現在の環境や状況を作り出しているのは自分である。自分ではどうしようもない事象も含めて、自分の責任であると受け入れることが第一歩です。

人は変えられない。
環境や状況を変えるためには、自分が変わらなければならないのです。

”だからこそ”と切り替えよう

そのような時には”だからこそ”と考えるように切り替えましょう。
「世の中の景気が悪い。だからこそ我が社で出来ることはないか。」
「地域の人口が減少している。だからこそ我が社で出来ることはないか。」
「社員が集まらない。だからこそ今の人員でできるようにするにはどうすればよいか。人手ではなく、機械化などにによって対応できないか。オペレーションを見直して、今の人員で回すことはできないか。」
といった発想が、発想の切り替えが必要です。

「起こること全ての責任は”自分“にある。」
と言われても、なかなか受け入れることはできないかもしれません。しかし、常に「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、社長の責任である。」この言葉を意識して、「だからこそ」と発想を切り替え、知恵を出し合って、状況を改善しましょう。


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