見出し画像

ドイツ人から教わった論理の本質

#ロジカルシンキング の#研修 をすることがある。#ビジネス の#ロジシン 研修では、あまり論理学には触れず、#MECE やらフレームワークやらについて触れることが多い。論理を教える方法は様々あれど、僕は論理の部分について説明するときには論理的とはというところから入る。

論理的とは因果関係の話だけではない。論理的とは、筋道が通っていることだ。

ビジネスで特徴的なのは、相手がいる場合が多く、相手がわかるようになっていることであるから、論理的でも相手に伝わらない回りくどい論理が #プープ論理 (造語)であることと、理屈は通らなくても当事者間で論理的だと合意できてれば、それは実行されるということだ。

#ドイツ人 のエンジニアと福井の工場で仕事をしていた。同じ宿なので飲みながらドイツ語で話していたのだが、そのときに彼の口癖に気がついた。Das ist logisch.ドイツ語に明るくない方のために英語にすると、This is logical. 日本語にすると「わかるぅー」だ。

相づちのように使う。うん、わかる、わかるよー。とそういうニュアンスだ、多分。英語だと文字通りの意味であまり使われないだろうけど、日本語の「わかるぅー」は諭吉級の名訳なのではないかと思う。

論理的とは、相手の「わかるぅー」のために、自分がいいたいことの繋がり、関係を明確にすることなのだ。

どういうことか。例えば、因果が明確、同じものだとわかる、上位、下位概念の話だとわかる、反対の話しだと、比喩だとわかる、そういうつながり、関係をキレイに表現することで、情報の起点と終点がつながり、「道」が「筋」になるのだ。写真は良い道の写真があったので使わせてもらった。

今日は頭をクリアにするために昼なのに風呂に入りながらそこで書いている。現実逃避ではない。ただの下等遊民である。

チャオアトゥッティ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?