SNSが苦手な私が、運営堂の森野さんにボコボコ正論で殴られて気づいたこと
以前、私はこんな記事を書きました。
上記記事のまとめとして「SNSは個人でやるべき」であり、それはある種のエンターテーメントとして尊い活動であるという結論に達していました。
実はSNSが苦手なワタシ
しかし、わかるとできるは違います。私もがんばってXを運用しており、おかげで様々な人と繋がりもできてありがたいのですが、実はバリバリSNSが苦手なのです。いざ何か投稿しようとすると、頭の中に「周りを気にするチェックリスト」が次々に浮かびます。たとえば……
知り合いが見ているのに、尖ったことを言ったらどう思われるだろう?
これ、強い言葉を使いすぎて傷つく人がいるんじゃない?
役に立たないツイートの頻度が高いと、見るの嫌だろうな。
対面なら大丈夫だけど、不特定多数が相手だと変な人に見られるかも。
お客さんとの会話を共有したいけど、それを書いてしまうと、いざその人が見た時に「これ自分のことだ!」と気になるのでは?
ビジネスの計画を書いてしまうと、期待させてしまったり、変な噂になったりして、問題が発生するのでは?
こんな風にウダウダ考えて文章の調整を繰り返す結果、最悪なケースでは、書き上げるのに1時間以上かかったり、さらには「やっぱり投稿やめよう」となるのです。
森野さんからの正論パンチ
毎月、運営堂の森野さんとQAについての会議をしていまして。ずっとSNSの運用については苦言をもらっていたのですが、とうとう堪忍袋の緒が切れたのか、SNS運用について真剣に話し合う時間が設けられました。
で、それはヒントを貰うというかそういうモノではなく、正論パンチだらけだったんですよね。
他の人からの見られ方が圧倒的にわかっていない。そんなに読み手も暇じゃない。
SNSは言っちゃいけないことだけ守ればいい。政治や宗教、感情的な誹謗中傷以外は、基本OK。
SNSはライブ感が大事。今考えていることをそのまま伝えればいい。完璧を求める必要はない。
知り合いのツイートみて、嫌いになったことある?ないでしょ?
気にしすぎ。むしろ読み手から気にされるようになったらすごいよ。
これ、全部聞いた事はあった話しなんですけど、やはり知っていると腑に落ちるは違います。直接言われて、なんか染みました。
追記:森野さんがアンサー記事を書いてくれました。
森野さんは私の記事のノリをうけて「ボコボコにした言い訳をすると。。」と面白く始めてくれていますが、本当はそれは違っていて。
基本的に、私は「グチグチできない言い訳」をする人が嫌いです。そして今回の場合、「やらなきゃ」と思っているSNSをもう数年も出来ない言い訳をしているのは私です。つまり、このままだと自分が嫌になっちゃうんですよね。
人見知りだからできないとか、そんなの何周も回って解決してやっているのが森野さんで、その立場から、実は私が変われるように、思いやりでコツを伝えてくれているんですよね。だからこそ、気づきが生まれて変われたので感謝しています。
この記事は、私と同じような思いをしている人がいたら、届いてほしい!と思って書いています。
深層心理と自分の気づき
なぜ染みたのか自己分析してみると「SNS上の自分のアカウントを、自分と切り離して少し俯瞰して見れた」ということに集約される気がします。
私は対面でのコミュニケーションはどちらかというと得意な方だと思います。それは、相手の気持ちをなるべく察しながらしゃべるからだと思っていて、「なるべく相手の視点で物事を考える」癖ができています。
ところが、SNSの世界となると、具体的な相手がいないため、気持ちを考えることができません。その結果、いもしない様々な人たちを想定し、その人たちの視点でチェックするようになってしまっていたのです。これではがんじがらめです。
しかし、森野さんの言葉で、SNSはほどよく世界観やライブ感を発信しながら、それを気に入る人達との繋がりを作っていく場所だ、と気づかされました。つまりプロセスが逆なんですよね。アカウントからの発信が最初にあって、それが気に食わない人はミュートするだけで。とはいえ、無駄に人を傷つける言葉を使う必要はないわけで、それは一般的なコミュニケーションと変わりません。
森野さんの言葉で、ツイートの反応をみて「200人しか見ていない」と「200人も見ている」と両方思わないと駄目だという言葉がありました。その言葉が、まさに自分を出すバランスと、気を引き締めるバランスを表している気がします。いいかげんも駄目、自分を出さないのも駄目ということで。
初心表明:まずは量をこなす!
実はこの会議が設けられたのは一週間前。その後から、少しだけ私のツイートは増えています。まだまだなんですけど、まず「自分のSNS上での在り方」みたいなものを少し客観的に捉えて、楽しくライブ感をもってたくさん発信していきたいと思います。
量があれば、しばしば関係ないツイートしても自然ですしね。
SNSが苦手な人へ:一度アカウントを別人だと思って俯瞰してみたら、景色がかわるかも。
SNSが苦手っていう人にもいろいろな理由があると思いますが、もし私と同じような理由で苦手な人は、一度、自分のアカウントを別人が運用していると思って俯瞰してみるとよいかもしれません。
おそらく、まず発信量が少なくて「寒いアカウントだ」と思うのではないかと笑。
じゃぁ、そのアカウントが、どんなツイートをしてくれると楽しいのか?その人のどんなライブ感が知れたらへぇーって思うのか。
そのように捉えると、SNSが楽しそうにみえると思いますし、その発信内容を気に入ってくれた人が周りに集まるかもと思ったら夢があると思いませんか。
まぁ私も今からスタートなので、実際はそうじゃないのかもしれませんが、、初心表明の今日の段階では夢があった方が楽しく運用できそうなので、そのモードでやってみます。
もし違っていたら、心が折れた記事を書きますので、その時はXで告知します。
追伸
少しだけ空き時間があるので、上野のモネ展をサクッと見ようと思ってきたら、まさかの30分待ち以上の行列で諦めました。モネ人気を見誤りました。 pic.twitter.com/Z5ynD7BDMy
— 丸山耕二 / Cookieレス対応のQA Analytics, QA ZERO (@koji_maruyama) December 12, 2024
ライブ感が大切だと思って、最近このツイートをしたら、たまたま見てくれていた中学時代の友人が連絡くれて、一人で食べる予定だった夜ご飯が楽しい会食に代わりました。しかも仕事のヒントも一杯で。
「気遣いを捨てよ、ツイートしよう」です。