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キャンプがもたらす日常への効果

(効果といっても科学的な話では一切ないです)

先日、キャンプをはじめたばかりの同級生らとキャンプした。

以前書いた漫画の続きをやっと実現できたのだ。

(そのキャンプ様子はまた時間があるときに漫画にする..はず!)

あの後(漫画を書いたあと)すぐコロナのための緊急事態宣言を受けてしまい、それからおおよそ1年ぶりにやっと念願のキャンプができた。

同級生らと、今まで一緒にキャンプなんてしたこともなかったのに

楽しくて、うれしくて、なんだか中学生の頃に戻ったようだった。

(でもお酒があったり、やっぱりしっかり大人なんだけど)

帰り道に寄ったアウトドアショップの前で解散するときに、友達と遊んだ学校の放課後のような、まだ帰りたくないような名残惜しい夕方のあの時間を思い出してしまった。

キャンプは時間を巻き戻す。

そしてもう1つ、私が個人的に思うキャンプの不思議な効果がある。

キャンプに行き、いつもの場所じゃない自然のなかで身を置くと、

帰る頃には、頭がすっきりしている。

いろんなアイデアが浮かんで、前向きでいられるように思うのだ。


遊ばないと硬くなる

コロナになる一年前くらい、時間がなさすぎた時があった。

キャンプの仕事をしているはずなのに

プライベートのキャンプに行けない状態が続いていたときがある。


そんなとき、

とある打ち合わせをしていて、自分の違和感にふっと気づいた。

そして、さーっと血の気が引くように、青くなった。

アイデアが全く出てこないのだ。むしろ言葉もうまく出ない

そして、絵も描けない。

クリエイティブの仕事としては危機的状況だ。

「年なのか?!若いときはあんなにアイデアがいっぱい降るようにでてきたのに。」

と焦っていたのだけど、

おそらく仕事のしすぎだったのだと思う。

自分よりも何よりも仕事が優先になっていたことが原因だ。


ここ最近は、

「なるべく時間があればキャンプに行く、なんなら時間を作ってキャンプや山や川で外遊びをする。」

を目標にしている。今落ち着いていても繁忙期はいずれくるのだ。

(暇な時間は、フリーランスの怖さでもあるけれども。)

そうしてありきたりな言葉だけど、なるべく友人や家族との時間を大切にするようになった。

そうしていたら、またアイデアや想像力が戻ってきた。

打ち合わせをしていても、言葉があふれる。

ああしたいこうしたいがたくさん出てくるようになった。


毎日同じ場所に居続けるのは、とてもつらいことなのかもしれない。

そして遊びは心も頭も柔らかくする。

子どもが友達とのっぱらで駆け巡ってたように

(体力的には駆け回れないけれども)

大人だって、

自然のなかで想像して

全力で全身で楽しむ遊びが必要だ。

自転車に乗って隣町の公園に行き、少し周りのお店に寄ってみるだけでも、

もちろん、頭も心も柔らかくしてすっきりさせてくれる効果があると思う。

しかしキャンプの効果は、相手が自然だからかもっと刺激的で強烈だ。


日常の扉から非日常の扉へ。そしてまたその逆へ。

扉を行き来してみると、次の新しい扉が見えてくる。

今でも次の扉をあけるたび、まるで子供のようにわくわくしてしまう。

それがアウトドアの楽しさの1つでもあると、わたしは思う。



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