【コイプレス 読書メモ003】
【コイプレス 読書メモ003】
ゆる〜く短〜い読書メモ。ヤスキヨねこバージョンでお届けします!
図書館ねこキヨシ:キ
製本ねこヤスシ:ヤ
「本とその周辺」武井武雄 著 1975年初版
ヤ:「キヨシ、親類(しんるい)ってわかる?」
キ:「家族とか親戚のことじゃないの?」
ヤ:「うん、そうだね。でも武井先生はご自分の刊本作品を頒布する会の人たちを親類って呼んでたんだよ。」
キ:「え?」
ヤ:「先生は童画、版画、造本美術を追求された作家でね。ご自身の文と絵を一流の職人とコラボしてそれは美しい宝石のような本を作っていたんだけど、作れる数より欲しい人が多くてね。」
キ:「だろうねぇ…」
ヤ:「会員にならないと入手できないんだけど、限定300冊。そして会員になりたくてなれない人が当時100人以上!」
キ:「いたの?!」
ヤ:「うん。リストに載せた方々を称して『我慢会』と呼んでたんだって。3年待ってやっと一人二人入れるかどうか。。会員も我慢会の方々もみんなひっくるめて親類!この本が書かれた当時で25年も続いていたそうだよ。」
キ:「それはファミリーだねぇ!」
ヤ:「会報である楽しい『親類通信』の写真も載せとくね!」
ヤスキヨねこ、詳しくはコイプレスホームページにて!
https://koipress-books.com/yasu-kiyo/index.html
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