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2017年8月の記事一覧
「時間を味方につける」という発想
元JリーガーのTさんは、小学5年のときに「将来プロになりたい」と思ったという。走るのがすば抜けて速かったわけでも、体が強かったわけでもない。そこで考えたのが、両足とも遜色なくボールを蹴れるようになろうということだった。右利きのTさんは、右足のキックに比べ左足のキックは覚束ない。以後、左足のキックに磨きを掛けることに専念する。不慣れな左足を使うことで、他の選手と比べどうしても劣ってしまう。そのため、
もっとみる知識と教養とセンスについて。
「そこはやっぱり教養になっちゃうんだよなあ」
いけ好かない人間どもの会話と思われるだろうが、その結論に落ち着くことは多い。「あの人は、頭はいいんだろうけどねえ」みたいな会話の流れから。あるいは「彼もがんばってはいるんだけどねえ」みたいな会話のおわりとして。「なーにが足りないんだろね?」を考え、最終的に出てくることばは「教養」だったりする。なんとなくずるくてこわい結論だなあ、と思いつつも、ほかに言