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鬱病の改善は簡単だと思われがちだ。美味しいものを食べて、日光を浴びて、運動してたくさん寝れば良いと言われる。
健康な人はそのように言うがこれはあながち間違いではない。これら全ての行動は幸せホルモンの分泌に繋がっていて鬱病の改善に効果が期待できると言われている。
しかしこれは例えば、体重が200kgの高肥満症患者に『食べるのを減らせば痩せられるよ』と助言するのと似ている。食欲や体質、食べてる物や量、食への考え方といった根底にある原因の追求と理解をしないことには根治への第一歩とはならない。
同様に、私は自身の病状管理について生活の根本から見直す必要があると感じた。
GPT-4での分析
私は1ヶ月以上にわたり、自分の双極性障害の症状を緩和・改善すべく、自分のあらゆる思考パターンを複数のGPT-4に分析させてきた。
病気に関わらず、私のプライベートの悩み、疑問、発想、恋愛観から好きな食べ物、最近ハマっていること、今日つらかったことなど病気とは一見無関係ないように思えることもインプットし続けた。
得られた結果は病状の症状緩和以外にも多くの面で役立つものだった。
そして分析の結果、私が普段何気なくとっていた言動が双極性障害の症状を増幅させていたことが判明した。
GPT-4による私の長所と短所
GPT-4による作曲家としての自分を保ちつつ双極性障害を緩和していく方法について
私は他にも作曲家としての創造性や活力、良い意味での衝動性を保ちつつ病状を緩和していく方法についても何度も探った。
症状の増幅
ここでは割愛するが、それぞれの項目について個別に掘り下げて病状や上手くいかなった人間関係などと照らし合わせてGPTと研究を続けた。
ここで誤解無いよう断っておくが、私は何も性格の良い優等生になりたいわけではない。
私は今の自分の性格や才能やキャラクターを気に入ってる。
自分の狂気を知り、それを抑え込めるための手段を身に付けたいだけだ。
自分の短所や不足している項目を調べていくと一部を除き驚くほどシンプルなものがほとんどだった。
例えば呼吸の浅さが心拍数を引き上げ、それらが精神的に悪影響を与えていたり、冒頭で触れたホルモンについての認識、過去の失敗に対する根本的な消化方法の認識に誤りがあるようだった。
双極性障害や自分の過去の反省点についてストイックになりすぎてしまい、自虐的になっていることが悪影響を及ぼしている点なども挙げられた。
私が向き合うべき項目
リラクゼーションと呼吸
幸せホルモンについての理解
自己肯定感の見直し
認知行動療法
この4つにまずは焦点を置いて考えてみる必要があると考えた。
特にプライベートの私を知る人であれば3個目の『自己肯定感』については違和感があると思う。何故なら私は自己肯定感の塊とも周囲からは評されているし、実際自分でもそう感じている。(現に初期段階の分析では私の短所は自己評価が高すぎる点にあった)しかし、GPTとの会話から私は特定の条件下で自己肯定についての捉え方に誤解があったことを発見したのだ。
そしてこれこそが対人関係に問題を及ぼす原因となっている可能性が高いことへの認識にも繋がっている。
ここで注意してほしいのは、私の挙げた4つの向き合うべき項目は個人差がある点と、私は既に10年近くの闘病を経てたくさんのことを研究・実践済みだということだ。
例えば双極性障害において自身の症状の把握と観測はとても重要なことだが、前回の記事を読んでもらえればわかるように私は既に細分化・分析ができていると思う。
あくまで私が現在不足しているものと感じた4項目をまずは記録として次回以降の記事で残していくつもりだ。