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新型コロナは彩り食材で楽しく撃退!

今回の新型コロナ騒動を見ていると、災害には目に見える災害と、見えない災害とに分かれるんだろうなぁなんて思ってしまいます。

今回は後者なのですけど、見えないからと言って何もできないのかというとそうでもないはずです。

事実、今回の騒動によって、インフルエンザの患者数が激減したと言われています。

例年1000万人が感染すると言われているインフルエンザですが、今回の騒ぎによって、400万人も減ったという報告があります。

この数字が意味することは、手洗いうがいなどを含めた日頃の習慣を真剣に取り組めば結果は変わるという事です。

そして、予防のための習慣は何も手洗いうがいや、消毒といった事だけではありません。

生活習慣や、食習慣を見直す事も抵抗力を上げる立派な習慣で、予防にも繋がるからです。

【医食同源】という言葉があるように、日頃からバランスの取れた美味しいと思える食事をとることで、病気を予防し治療しようという考え方もあります。

よく、「インフルエンザ予防にはコレだ!」みたいな食材の特集があると、トイレットペーパーの買い占めのような一大ブームが巻き起こりますが、医食同源の考えから言えば、それは決してバランスの良い食事だとは言えません。

【買い占め】が起こるという事は、それだけその食材に偏るという事でもあるからです。

かといって、栄養素別に1から食材の知識を学ぶのは大変ですし、全国で9割もの学校が休校しているとなると、お子さんを抱えたご家庭においてはそもそもそんな暇すら無いと思います。

そこで、おススメなのが【食材を色で考える】という方法です。

大根や玉ねぎは白、人参は橙、ピーマンは緑といったように、食材には色がある事は誰もが知っているはずです。

その色素成分には、健康維持・増進の効果ばかりではなく、美容にも良いことが近年明らかにされており、「フィトケミカル」とも呼ばれ第7の栄養素としても注目を集めています。

フィトケミカルそのものはサビない体を作る(抗酸化作用)栄養素が主なのですが、バランスの良い食習慣を手に入れるばかりではなく、【食材を色で捉える】ことで、食事に彩りをもたらしてくれます。

では、どうやって色でバランスの良い食事を考えるのかというと、食材を7~8色で捉えるという事です。下記に簡単にまとめてみたので参考にしてください。

赤:トマト、赤パプリカ、唐辛子など
橙:みかん、カボチャ(内側)、にんじんなど
黄:レモン、黄パプリカ、トウモロコシなど
緑:ほうれん草、ブロッコリー、かつお菜など
紫:ブドウ、ブルーベリー、ナスなど
黒(茶):黒ゴマ、ヒジキ、ゴボウなど
白:玉ねぎ、大根、にんにくなど

7色で見て考える事ができるので、自分がどの色に偏っているかも分かりやすいですし、反対にどの色が不足しているかも分かりやすいです。

緑は胃腸を整える上でも毎食あった方が良いですが、他の色で偏りがないかを確認してみるのも良いと思います。

加えて、色のバランスを考える事で、自然と五大栄養素のバランスも整うようになるので、彩りを楽しみながら、自然と抵抗力の高い体づくりをする事が可能になります。

手洗いうがいでインフルエンザが激減したように、できる事を地道にコツコツやって、抵抗力を高めておけば、新型コロナにも負けない体ができると僕は信じています。

この見えない災害を見えないからこそ、明るく前向きに元気に乗り越えていきましょう!

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