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女帝とリンゴと覇者と魅力

あなたは、「プラダを着た悪魔」という
映画をご存知ですか?

かれこれ、10年以上前の作品です
作品としてももちろん面白いのでおススメ
なのですけど、今回はそのモデルとなったと
当時噂されていた人物についてのお話です

あくまでも著者ご本人は否定しているので
”噂”とするほかないのですけど、
著者の経歴を考えればこの方がモデルと
言わざるを得ないほどの実在する大御所です

その大御所と”される”人物を演じた
メリル・ストリープとご本人の対談が
5月にアップロードされていました

2人の対談内容そのものも非常に重要ですが
それ以上にこの2人が対談したという事実
こそがまさに奇跡と思えます

対談中でも、「そこは触れないで」と
ジョークをかましていましたけど、
両者ともに年齢を感じさせない魅力も感じます

メリルは知っているけど、アナは知らない

という人もいるかもしれないので、
ザックリ言うと、VOGUEの編集長として長年
君臨し続ける女帝のような存在です

世界的なファッション誌の編集長だから
さぞ、様々なファッションに身を包んでいる
かと思いきや、意外にも彼女は鉄板スタイル
を貫き続けています

ヘアスタイルなんて、長さを多少変化させる
程度で画像にあるボブスタイルのままですし

基本的にワンピース&ヒールで、もはや鉄板
冬にコートやブーツといった変化がある程度

言ってみれば究極の鉄板スタイルです

だけど、いつ見ても高い魅力を維持している
わけです

お洒落が苦手だと言う人の多くが陥りやすい
心理の1つに

いろんなスタイルを着こなさ【なければ】

というのがあると思います。しかし、
ファッション界の女帝は1スタイルを貫いて
いるのですから、その思考は正直不要だと
いうことです

1スタイルでも、デザインで変化をつければ
良いわけですし、人に覚えてもらいやすいと
いうメリットもあります

また、テッパンスタイルを身につけることで
服選びも楽になります
スタイルの違う服を選ぶ必要は無いからです
アナのようにいくのであれば、ワンピースを
探すだけで良いわけです

高めた魅力を表現するツールがファッション

なので、必ずしもいくつものスタイルを
着こなす必要はないということです

それとは対照的で、戦略的に

徹底して自分を隠すファッション

というのもあります
お亡くなりになりましたが、Appleの創業者
スティーブ・ジョブズです

彼のプレゼンスタイルもテッパンでした

黒シャツ&デニムというテッパンスタイル

これが意図的であったのか、はたまた偶然か
今となっては知る由もありませんが、
このことからも、Appleが今の地位を得た
秘密を読み解くことができます

彼のスタイルを日本風に表現するなら、

黒子です

比較的深めの襟の黒シャツを着ることで
プレゼンする製品が映えるという効果
がでるわけです
加えて、黒という色がもつメッセージ性も
非情に効果的に働きました

アナにしても、ジョブズにしても

何を着るか

は非常に重要であることは確かで
それだけの地位にいたことは疑いようのない事実です

その上で、究極の定番スタイルを築くことで
ごまかしが効かなくなり、
高い魅力が維持されることに繋がるというわけです

ホント繰り返しお伝えしますが、
洗練された身だしなみがお洒落の真意なので
お洒落に明確な答えはありません

しかし、裏を返すと

身だしなみを極める

という事でもあるので、ある意味2人の見る
鉄板スタイルを極めつくすというのも
1つの手段かもしれません

そうした場合にも、インプレッション
コーディネートは多いに役立つので
彼女たちのようなスタイルを手に入れたいと
想い、
コーディネーターをお探しのようでしたら、
いつでもご相談くださいませ

フォローはいつでも歓迎しております

Twitter:@jamsdean_hisui

facebook:石田 孝一

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