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ライフハック:賃貸お部屋探しの交渉

 前回に続き、今回のライフハックもお部屋探しについてのことを書きたいと思う。今回のテーマは「家賃交渉」だ。

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 ではまず。「交渉」とはどういったものだろうか。辞書的意味だと「相手側と話合いをして、取り決めようとすること」となる。「かけあって話をまとめる」でもいい。要は事柄の決着をつけることを、大雑把に交渉と言う。

 しかし日常的には「出来るだけ自分側に有利な取り決めをする」が交渉の意味合いだろう。なので、今回お話しする交渉は、この意味で取り扱いたいと思う。

 なお、あくまで白房流なので「そこは違うんじゃない?」というツッコミは個人的にお願いしたい。

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 お部屋探しについての交渉、とはどういったものか。立地や間取りを、交渉で自分にとって有利にすることは出来ない。建物はもうすでにあるだから当然といえば当然。「もう少しだけ駅から近ければ」なんてのはよくある話だが、そういっても物件が移動することは不可能だ。なので交渉をするというのは、主に家賃についてだ。

 家賃などは交渉できないもの、だと思われがちだが、意外にそうでもない。視点を変えてみよう。

 例えば、あなたがアパートのオーナーだったとする。家賃は月50000円の1ルームとしよう。築年数も経ち、設備も古くなった。そのせいか入居率が悪くなってきた。当然と言えば当然だ。よそには新しいアパートが経っている。そうなると、どうにかテコ入れをしようと考えるだろう。入居者にとって条件をよくし、入居を促進する必要がある。

 ではどこに手をつけるか。そう。家賃を下げるのが分りやすい。もちろん家賃は下げたくはない。下げたくないが、入居がなければ家賃収入は入ってこない。家賃収入が入ってこなければ、銀行からの借り入れが返せない。背に腹は変えられないのだ。

 ここまでの話での結論。それはつまり「家賃はそもそも変動するもの」ということだ。でなければ家賃を下げて、入居率を上げること自体ができない。交渉することは可能なのだ。

 さて。もし、そんな入居率の低下に悩むアパートオーナーであるあなたの前に、「3000円家賃が下がるなら入居したい」と言う人が現れたらどうするか。悩むだろう。考えるだろう。

 いくつか考え方がある。それで入居が決まるのであれば、3000円下げてもいいかもしれない。2000円の値引きで、再度こちらから交渉をするのもあるか。家賃は下げないけどエアコンを取り付ける、で話がまとまればそれもいい。もちろん断ってもいい。この交渉にのるかどうか。それはオーナーが考えることであり、腕の見せ所と言える。

 では入居者の側に視点を戻そう。どうだろうか。どう考えても、交渉することは損にはならないのだ。最終的な判断はオーナーなのだが、ボールを投げるだけ投げてもしまえばいい。うまく行けば儲けもの。仮に交渉を断られても、何か損をしたわけではない。今より条件が悪くなるわけではないのだ。

 家賃は毎月、定額払うものだ。そこが1000円でも安くなれば、年間で12000円違ってくる。それだけあれば、季節に1回くらいは豪勢なランチを食べることが出来る。本だって結構な量買えるだろうし、ライブの遠征費に当ててもいい。他にも色々使い道はあるはずだ。これが2000円、3000円となれば、さらに言うことはないだろう。

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 しかし。もちろん逆に言えば、テコ入れをする必要がない物件ならば、わざわざ家賃を下げる必要もない。再度オーナーの視点に戻ろう。

 新築当時からずっと満室。予約待ちまで出る。あなたがそんなアパートのオーナーだとしよう。家賃を下げるだろうか。普通に考えて下げない。むしろ、家賃を上げたい、と考えるのが当然の流れだ。そんなあなたに、家賃を下げてくれと交渉が入ったとする。もちろん丁重にお断りするだろう。人気物件なのだ。その人が入らなくても、入居者はいくらでもいる。

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 結論。「基本的には交渉したほうがいい。ただし、交渉がうまくいかない場合ももちろんある」ということだ。

 当然といえば当然な結論ではある。交渉が出来ない物件は存在するし、そこを無理に交渉しても話は進まない。出来ないものは出来ないし、「駄々をこねる」と「交渉」は根本的に違うものだということをご理解いただきたい。

 辞書的意味に戻るが、交渉とは「相手側と話合いをして、取り決めようとすること」だ。話にケリが付かないのであれば、交渉の意味がない。しかしもちろん、交渉が出来るのであれば、目いっぱいするべきだ。

「交渉なんて難しことは出来ない!」という考えもあるだろう。もちろんそれはそれで構わない。やるやらないは、個人の自由だ。

 ただ1000円の家賃値引きで、年間12000円の違いが出る。「交渉できますか?」の一言で、もしかすればそんな話が出来たりするかもしれない。やってみる価値はあるはずだ。

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 次回はもう少し、細かくツッコんだお話をするかもしれない。

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 今日はここまで。読んでいただきありがとう。感謝します。

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名古屋市在住の自営業。ゲーム、音楽、文芸などが好き。フォローはだいたい返しますが、スキは気まぐれ。ツイッターやってます。そっちもよろしくお願いします。2019年10月21日note開始。
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