プロっぽくないやつ

ここ近年

プロっぽくないものが望まれている。

プロっぽくない

というのがポイント。

プロでもなく、素人でもなく

プロっぽいもの。

いわゆる、プロの作業をあえて崩したものである。

これが一番難しい。

あえて崩す作業

よほど、洗練させた技術がないとできない。

舞台でいえば、アドリブっぽいセリフ。

実際は、台本があるのだが、アドリブでやっているように見せること。

セリフを言うのは難しい。

アドリブはもっと難しい。

アドリブっぽいセリフはもっと難しい。

セリフもできて、アドリブもできないと危険。

先日、CMのクライアントからも

プロっぽく見せたくないんですよね

と言われた。

YouTube動画でも、ゴリゴリにプロの技術が入ったものは懸念されると言う。

プロの技術とはなんぞや？

答えはわからないが

クライアントの要望通り遂行するのがプロであると思う。

どこまで、崩せるか腕の見せ所である。

明確なオチがないまま

この話は終わり。

プロっぽくないように。