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英会話能力ゼロで、海外ひとり旅に行って来た話 -スウェーデン編その3*街中トラブル-|#37

こんばんは。こひまるです。
本日は昨日の続き、というかスウェーデン初日の中ほどにあったトラブルをひとつご紹介できればと…。

昨日の記事はこちらから!


それは、ストックホルムでご飯屋さんを探している時に起こった…

ストックホルム中央駅に戻り、スウェーデン初日の夕食をどこで食べようかと探していたところ。
歩きながら、ネットで検索して、スウェーデンの家庭料理が食べられるというお店に向かうことに。

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ストックホルムの街をうろうろ。

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路上で演奏している方もちらほら。
日本のようにミュージシャンを目指している若者!という方はあまり見かけず、趣味でちょっとでもお金がもらえたらいいなあ、という方が多い印象でした。写真はアコーディオン奏者にお気持ちを捧げる女性。

裏路地に入っていきます。

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ようやくお店を発見!その名も「Bistro Besrick」。
中を覗くと、若者はおらず、夫婦でお食事を取られている方々で賑わっていました。一人で食事を取られている方がいなさそう…

当時の格好は、かなり動きやすい服装+ニット帽で髪の毛の癖がつきまくり。想像よりちゃんとしているお店で、「これは一人で入ることはできない…(英会話ができない+レストランマナーが不安なため)」と思い、断念することに。


ひとりではハードルが高い、もっとカジュアルに入ることのできるお店に入ろう〜とぶらりぶらりとストックホルム中央駅へと戻ります。

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駅ついた〜。さて、もっと賑わったメインストリートでもふらついてみるかな、と思っていた矢先。


Excuse me?

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そう、白人男性に話しかけられたのであります。


ニーハオ、アニョハセヨ、コニチハ〜!

真っ青なダウン、金髪、長身、丸メガネの白人男性に話しかけられたわたくし。歳は私と同じぐらい…?でももう少し若くも見えるし、年上にも見える…。日本人からすると、アジア人意外って年齢の判断難しいですよね。彼、スウェーデン人だったのかな…。

とにかく、人に話しかけられたら無視ができないこひまる。日本で営業職をやっていた時も、外国の方や、高齢者の方に道を聞かれた経験が多くある。ニヤニヤしながら歩いてるのかなあ。いずれにせよ、そういう星に生まれ育った者として、困っている人を放っておくことはできない。(アンパンマンかな)

日本人だと思ってもらえているのであれば、「日本人、なんか感じ悪い」と思われるのも癪だ。外国語で会話ができないとは言え、日本を背負っている身として(?)、とりあえず話を聞いてみよう。

以下、こひまる=私、白人男性=彼の会話。

私「…?(とりあえず笑顔)」
彼「ちょっとお話ししても良い?」
私「…???」

ここで完全思考停止。
マップを指差しながら「Can you tell me how to get to here?」とかじゃないの?え?まあ聞かれてもどのみち答えられないんだけれども。

私「?」
彼「君すごい可愛いから話しかけちゃったよ〜」
彼「どこ出身?中国?日本?」


うわ、ナンパだった終わったーーー。笑


ストックホルムは北欧最大の街だもんなあ。そりゃそんなことのひとつやふたつ、あってもおかしくない。まさか海外でナンパされるなんて想定できんやん。そりゃ日本だったら、「若い男性なら気をつけろ!」という精神を働かせることはできるが、ここスウェーデン。しかも、私観光客だし。すっかり忘れていたよ。

彼「どこ出身?中国?日本?」
私「日本…(思考停止して答えるバカ)」
彼「わーそうなんだ!ニーハオ、アニョハセヨ、コニチハー!」
私「アイ・キャン・スピーク・ジャパニーズ・オンリー」
彼「大丈夫大丈夫!
  僕実は大学で日本語専攻してたから少しだけ日本語話せるよー!
  ニーハオニーハオーーー!!!」

ん?

(手を握られ、ぶんぶん握手させられる)

私「に、ニーハオ…?」
彼「ニーハオニーハーーーオ!」
彼「今なにしてたの?カフェでも行かない?」

さっきまでは、もしも何かあったらどうしよう、スウェーデンって安全な国じゃなかったの?え?え?とか頭の中ぐるぐるでしたが、ニーハオと言われてから、ふと我に返る私。


…あれ?もしやこの方…
あんまり頭がよくないな…?


なんか日本語話せるとか言ってけれど、そう言っているにも関わらず「ニーハオ、ニーハオ!」で握手て…そうか、ここは日本語で畳み掛ければ…勝機があるかも知れない…勝てる…!(?)

ここから、こひまる無双モード突入。

私「あ!そうなんですね!日本語お話しできるなら安心しました!」

私「このあたり歩いていたんですが、あんまりわからなくて困っていたところなんです〜。家庭料理が食べられるけれどもあまり敷居は高くなくて、入りやすいお店とかあったら教えてもらえませんか?」

彼「…???」

私「あれ?ちょっと日本語難しかったですか?どこか良い場所があれば教えてもらえたら嬉しいんですが…いやー!親切な方に話しかけてもらえてよかったー!」

彼「…o,ohh…



 OK,OK,Good bye!!!!!」


か、勝ったー!!!
じゃなくて、何事も無くて本当に良かったーーー!!!!!

彼も無事、駅の方に立ち去って行きました。その後は心臓バクバクで、さっき来た道にあったお寿司屋さんに逃げ込みました。
美味しい、コスパがいい、カジュアルに入れる、とかもう条件なんてどうでも良くて、とにかく日本が恋しすぎて、逃げ込んだといっても過言ではない。

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ネタは、エビ・白身魚・サーモンオンリー。そして圧倒的サーモン。

噂のカルフォルニアロールなるものは、ゴマや、色付きのとびっこ、フライドガーリックがトッピングされていることに驚きましたが、普通に美味しかったです。ガリも出てきてびっくり。
お味噌汁は、お出汁はお店でとっていないな、ただの普通のお味噌を溶かしただけ、という訳ではないので、顆粒だし?だし入りのお味噌?を感じました。全然普通に味わえました。

これで1,000円いかないぐらいだったので大満足。

(そして、おそらく中国系の方が経営。まだ中学生ぐらいの男感強めな娘さんが「味噌汁はおかわり自由だからたくさん飲んでよ!」と話しかけてくれたのがイケメンすぎて泣いた。)


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その後、駅に戻りホテルへと無事到着できました。
スウェーデン初日、最後の最後でとても疲れる経験をしたのでした。ははは。


海外でナンパされた時の対処法

とにかく日本語で喋りまくれ。
知らない言語を浴びせられると、相手は萎縮する。

無駄に、日本人を背負う必要も本来は無い気がします…どうしても、「これもお人好しの性!」と思う方は、心を鬼して多言語で会話ができないと役に立てないと言うことを自覚しましょう。
きっと相手は答えが知りたいだけ。

そして、特に女性は力で男性に勝てる可能性は低いです。
お人好しすぎるのも、自分の首をしめることになると思うので、海外では(もちろん日本でも)、変な男性に絡まれないようにぜひ心がけていただけると嬉しいです…。変な人はたくさんいるで。

ということで、本日のnoteは以上!
スウェーデンが変な印象になってしまったのは、この青色ダウンの男性のせいだからな!まったく!笑

明日からはまたスウェーデンの観光に戻りますー!お楽しみにー!



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