見出し画像

どうなの? 貸事務所業 | これからのテナント業を考える不動産屋

貸事務所業を始めるのに資格はいらない~東村山の不動産会社

建物の一部を事務所として使用させる賃貸業である貸事務所。店子からの賃料が収入となる事業ですが、固定費や初期投資がかなり必要となるので、開業前に綿密な計画が求められます。

自分が所有している物件を賃貸するのに、特に資格は必要ありません。不動産業には違いないのですが、不動産取引を行うわけではありませんので、宅建業免許も取引士免許が無くても始めることは可能です。

立地の良さ、設備に問題がないこと、空室を出さない工夫や対策はあるかが大事なのはもちろんですが、コロナウイルス感染症のまん延を経て、それ以前とは少し状況も変わっています。リモートワークが推進され、特段それで問題ないケースも多くみられたことによって、「本当に立派なオフィスって必要なの?」という現象が起きているのです。

周辺環境の変化にあわせて自身も変わること~東村山の不動産会社

だからといって短絡的に、もう今後は貸事務所業はダメだというのではなく、今後は「それでも必要なオフィスのかたちとはどういうものか」ということを問い、その答えを明確にしていかなくてはならないでしょう。

とはいうものの、入居率さえ安定すれば経営していく上でそれほどの手間や労力は求められない場合が多いので、魅力のある事業といえます。建物は建ってしまうと、立地が気に入らない、当初と周辺の状況が変化したからといってどこかへ移設というわけにはいきません。周囲の変化に自分を合わせていくことも追求すべきです。

また、仲介業者へのあっせんとつながりを作ること。一方で任せきりにするのではなく、自分でも情報発信を行っていくことが大切でしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?