TO STAY AT HOME
今回のnoteでは、タイでの新型ウイルスに関連して、出入国情報、国としての対策、タイ国民の反応などを在住者目線からお伝えできればと思います。
タイへの入国
これはもうほぼ絶望的に難しい状況ではないでしょうか。
というのも現在タイは入国だけでなく乗り継ぎにも規制が適用されます。その規制の中で最も困難となるのが、新型コロナウイルス陰性証明書の提出です。
日本ではこの証明書を貰うことがほぼ不可能なので、タイで働いており日本に一時帰国していた友人なども帰国の術を失っています。
欧州あるいはアフリカ(ケニアやタンザニア)からの帰国を希望する友人達も費用が安いため、乗り継ぎでタイ経由を考えたのですが、上記の書類が必要という理由によりタイ経由を諦めざるを得ませんでした。その友人はカタール・ドーハ経由で日本へ帰国することが出来ました。
世界の各地に旅行者の方で日本への帰国を考えておられる方は、飛行機が飛んでいるならいち早く日本へ帰国されることを個人的にはお勧めします。タイから日本を考えると、LCCのみならず頼みの綱のJAL、ANA、タイ航空など各レガシーキャリアも軒並み減便・欠航を決めています。
今後タイで、あるいは日本でどのような制限が国として行われるか分からないため、今後数カ月タイに滞在しても構わない(金銭的あるいはビザ的にも)人以外は帰国されることをお勧めします。
タイからの出国
出来るだけ速やかに出た方が良いでしょう。
もし出れるなら。LCCがなく現時点で残っているのはレガシーキャリアのみの選択になり、値段が高いのですが、安全には変えられないと思います。
ここでいう安全とは、コロナ感染への安全度というより、異国の地で何が起きるか分からない心理的・経済的リスク(コロナ終焉時期、金銭的負担、現地での迫害や暴動の可能性・・・etc)を考えた時に知人・友人もおり、長期滞在も可能なビザ等を持ってる在住者に比べて、旅行者は余りに弱い存在になってしまいます。
コロナに関しては、日本でも感染者数の増加が報告されています。
タイではないですが、イギリスの最前線の現場で働いてる医師、看護師、そしてジョンソン首相の言葉が胸に響きました。
ちなみに今日(26日)時点で日本でもタイからの入国に以下の要請が出ることが発表されています。
インドネシアやシンガポール、タイなど東南アジアの７か国と、中東のイスラエルやカタールなど、合わせて11か国からの日本人を含む入国者に対し、指定場所での２週間の待機と、日本国内で公共交通機関を使用しないよう要請することを決めました。この措置は、28日の午前０時から、来月末まで実施するとしています。
タイの政策
タイでも日ごとに政府より新たな方針が示されています。
26日0時よりバンコクでは非常事態宣言が発令されました。
今まで報告されてる以上に目新しい情報はないものの、非常事態宣言は首相に権限が与えられ、速やかな執行が可能となります。現時点で外出禁止令等は出されておりませんが、突然出されることもあります。こちらに滞在されてる旅行者の方は、在タイ日本大使館HPなどを日々チェックされる方が良いかと思います。
タイでも毎日感染者の増加が報告されています。
電車に乗る際は、マスク着用義務(要請ではなく)になりました。他にも身近な部分では、エレベーターに乗る際に3人以上で乗らないように、あるいはスーパーのレジでも距離を空けるよう指導される場合もあります。
多少の買いだめは発生していますが、発令が出た後もタイ国民はそこまでパニックにはなっていない(地元に帰るタイ人はたくさんいましたが・・)印象です。とは言え、見えないウィルスであるが故、怖がってる方もたくさんおられるだろうと思います。
僕自身もいつ日本に一時帰国出来るか見通しが立たない状況ですが、早く誰もが自由に旅できる環境に戻ることを願っています。それは僕だけではなく、同じようにnoteを書いている友人、日本にいる友人も同じような思いではないでしょうか。
その為には、海外でコロナが終息するだけでなく、日本でも終息させなければなりません。
大好きな人を守りたい、大好きなお店を残したい、自粛を求められる日々の中で色々な対立する思いを抱えながら暮らしているとは思いますが、どうしていく事がベストなのか一緒に考えながら、この新型ウィルスとの戦いを乗り越えましょうー！
きっと僕らなら出来るっ！！
明日はMichikoさんがオランダのコロナ事情について教えてくれますっ！！！
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