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変化することへのワクワク〜2018年を振り返って

2018年を振り返ると、個人的に大きな転機の年だった。考え方や価値観も、じぶんの取り巻く環境もいろいろ変化があった。

働くこと

勤めていたソーシャルゲーム会社を6月に辞めて、無職orフリーランス生活が約半年経過。ちなみに11月からハローワークに通い始めている。大学を卒業してから社会人になって、ここまで長い期間仕事をしない期間はなかった。辞めた理由は、愚痴っぽくなってしまうのであえて書かない。

ほぼ日の生活のたのしみ展(6月恵比寿と9月大阪梅田)のアルバイトを思いっきり楽しんだ。6月は全日5日+半日2日、9月は全日4日働いた。収入がどうとかではなくて、お金を払ってでも、働いてみたいと思って参加した。だって楽しそうだったからだ。

大阪では、初カプセルホテルに泊まりながら、ヒトリで見知らぬ土地で働いた。寂しさはありつつも、ワクワクしている、なんでもないじぶんがいた。定職についていた頃には、なかった経験だ。これは新鮮だった。

じぶんとお客さんが一緒に楽しい「いい時間」を過ごすことの意味を少し見出せたと思った。

大阪をきっかけにアルバイト仲間とも東京で交流するようになった。

学校

以前勤めていた会社を辞める半年前ぐらいから、宣伝会議の編集・ライター養成講座に通いはじめた。通った理由は、当時、仕事に行き詰まりを感じていたからだ。

修了課題の6000字インタビュー記事を書き切った達成感と合わせて、個人的な黒歴史を残す(インタビュー中に取材対象者に駄目出しされる)すごく教訓になった。

宣伝会議の講師の中で3人、ぼくの人生に影響を与えてくれた人がいた。1人はぼくの死生観を肯定してくれた、1人は編集はプロデューサーであることを説いてくれた、1人は文章が苦手なじぶんにnoteを書くきっかけを作ってくれた。

コミュニティ

コルクの佐渡島庸平さんの著書本を読んだことをきっかけに、オンラインサロンのコルクラボに7月入会。以後、ラボメンバーとの活動を通して、今までじぶんになかった価値観や考え方が生まれるようになった。

嘘をつかず、感情に正直でありたいと思うようになった。

そう思ったのも、ラボ内の部活のnote部のリーダーを任せてもらうようになって、じぶんでもnoteを書く習慣が少しずつついたからだ。ヒトリになって書く=内省する時間が増えた。たぶん、今までの人生で一番プライベートで文章を書いた年だと思う。

noteを書く部のメンバーの人格を彼らのnoteを通してみれるようになってきた。書くというアウトプットから生まれる彼らのクリエイティブを感じられるのは嬉しい。

同期のラボメンバーの紹介で、「サウナ浴」の魅力を知ることができたのは、よかった。はまって、名古屋のサウナ施設まで新幹線で行ったくらいだ。サウナと水風呂に入るのを繰り返すことで心身ともに整う快感を知りつつ、狭いサウナの密室で、少人数のラボメンバーと話をする時間は「いい時間」だった。仲間ができたと思う。

ラボ活動をきっかけで、コルクBooks漫画編集者をやらせてもらうようになった。未経験のぼくにその機会を与えてくれた、経営者の萬田さんと編集者の佐渡島さんに感謝したい。漫画家さんへのクリエイティブのサポートに繋げていきたいと思う。

旅行

2回目のオーストラリア

2年前に、世界遺産のウルル(エアーズ・ロック)登頂を途中断念した苦い記憶があった。妻と一緒に心のどこかにモヤモヤしたものが残っていた。2019年にウルルには登れなくなることを知って、もう1回挑戦しようと思って、今年の9月にオーストラリアの大地に再び足を踏み入れた。

天気と条件に恵まれて、運良く、登山1回目で登頂に成功した。

見渡す限り、地平線が広がっていた。日差しは強く、少し強めの風が吹いていた。登っている最中、ずっとぼくにまとわりついてきた蠅の音が少し気になった。

もしかしたら、オーストラリアにはもう今後くることもないんだろうなぁと思うと、ちょっと寂しい気持ちになった。

注意:ウルルは、現地のアナング族の持ち物で、神聖な場所。本来、登山することは、彼らからしたら、望まれたものではない。過去登山の際、死人も出ている。あくまでも登山は自己責任だ。

ペルー・ボリビア

2017年末から年明けにかけて、前々から行きたかったマチュ・ピチュ遺跡、ナスカの地上絵、ウユニ塩湖に行った。

特にウユニは異世界に迷い込んだぐらいに素晴らしい景色だった。朝・昼・夕方、塩の大地に広がる水たまりと空をずっと眺めていた。静かだった。途中高山病に初めてかかった。辛かった。一緒にいたツアー客から高山病の薬を分けてもらった。嬉しかった。ツアー客・ツアーガイドとも、たくさん話して、帰る頃には、不思議な連帯感が生まれていて面白かった。

帰りの飛行機でアクシデントがあった。乗客の中で急患が出たため、パナマに緊急着陸することになった。フライト調整のため、アメリカのヒューストンで1泊することになった。仕事の都合もあって、地球の反対側から繋がるか怪しいWi-Fi通信で、会社の上司とチャットワークをしていたのが懐かしい。

行ってみたい見知らぬ土地には、死ぬまでに行きたいとこれからも思っている。時間は有限で、後悔はなるべくしたくないからだ。

お金

キャッシュレス決済を本格的に習慣的に使うようになった。お財布には極力、現金を入れないようにしてみた。最初は不安だったけど、今はキャッシュレスのレジでの清算スピードが速くて気持ち良い。いくらぐらい使ったかたまに気になりはじめたので、家計簿をつけはじめた。

最後に

2019年はどうしているだろうか。漠然とある不安を抱えながらも、ワクワクしている。そのワクワクは、きっとじぶんが変わることへの興味関心だと思う。どうなるかわからないけど、きっと光の射す方向に向かっているとじぶんを信じているんだと思う。

サポートありがとうございます。カフェでよくnote書くことが多いので、コーヒー代に使わせてもらいますね。