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はじめまして

クリエイティブディレクターの川嵜と申します。
LIFULLという事業会社で執行役員CCO(チーフクリエイティブオフィサー)として、アイデアを考え、形にし、伝える仕事をしています。またチーム全員で最高の仕事をし、ビジョンを実現していくための経営・組織開発にも深く携わっています。

コロナ禍の中で「自分にできることは何か」を深く考える時間ができ、改めて思考の整理をしたいと思いnoteを書いてみることにしました。

前職は、外資系広告代理店J. Walter Thompsonにてシニアクリエイティブディレクターをしており、企業のためのマーケティングコミュニケーションの戦略立案から実行までの責任者をしていました。クライアントの広告をつくる・製品をつくるプロフェッショナルとして、たくさんの仕事を経験させてもらいました。
そして2020年5月で、事業会社LIFULLに入社してちょうど3年。
創業者・社長であり、私の上司でもある井上さんの人柄や才能に強く惹かれたこと。また会社の目指すビジョンに共感しLIFULLに入社しましたが、この3年間の仕事はすべて「ゼロから生み出すこと」でした。
出来上がった組織でクリエイティブディレクターとして妥協なく仕事をする立場だったところから、ブランドとは何か・デザインとは何かを伝え、ビジョンを策定し、それを実現するための戦略を考え、必要な人・モノ・お金を計画し、組織や人事制度などをつくり、またブリーフもないようなプロジェクトの戦略から実行までをしてきました。足元の短期的な事業の話も、未来の長期的なコンセプトモデルも、どちらにも注力しながら、CCOとしてブランド戦略・マーケティング・ブランドデザイン・プロダクトデザイン・コミュニケーションデザイン・PR・R&D領域を管掌しています。

最近はデザイン経営という言葉がよく聞かれるようになりましたが、私自身は広義のデザインをしてきた実感がありますし、この3年間で組織としても成長し、面白いチームだと自画自賛したくなるぐらいに、より良いアウトプットができる環境になりました。

昔から、既成概念を超えるために、価値観を変えるような仕事をしたいと思っていましたが、このコロナ禍でその思いはさらに強くなりました。
業界という枠を超えて、生活者・クライアント・パートナー・社会・地球環境、自社、さらには自分自身も含めて、全てのステークホルダーがより良くなるためにデザインは存在すべきだと思います。
仕事に追われる日々を送っていると、どうしても自社の評価のため、クライアントの目的達成のため、業界で話題になるためと視野が狭くなってしまいますが、それだけを追い求めていても社会は変えられないと思っています。

コロナ禍の中で「自分にできることは何か」の答えは「デザインの力を信じて、まず行動してみること」ではないかと思っています。
デザインにできること、CCOのミッションなど、これからいくつかのテーマについてnoteで整理していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

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