週刊牛乳屋新聞★増刊号★

こんばんは、大型連休期間中は何をされていましたか?


「afterコロナ」や「withコロナ」の社会を考える記事をSNSでたくさん見かけます。第二次大戦後、初めてと言っていいほど行楽行事が抑え込まれた連休中ですので、自分や社会の未来を考える良い機会になったのかもしれません。今回は増刊号として、僕が大型連休中に読んだ本やドラマ・映画を紹介したいと思います。


【数学】
『Newton別冊「微分と積分 新装版」 』
『数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて』
『数学ガールの秘密ノート/積分を追いかけて』
『ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 微分積分』


数学は苦手意識を持ってしまったら役に立てるのが難しいことでしょう。ただ、日々感じる疑問に対して数学が一つの答えをだしてくれると思うことはよくあります。例えば、地球って本来は丸いのに、私たちが目にする地図は、地球儀を除けば平面ですよね。Google Mapも、紙の地図帳も。でも、これってすごく不思議なことだと思いません?丸い地球の表面をA地点からB地点まで実際に移動する距離と、平面の地図上で測った距離が一致するんですよ!感覚値ではなく、より正確な数字として把握し、他者へ伝達できるような手段として役に立つと感じています。

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【漢文】
『漢文の素養~誰が日本文化をつくったのか?~』
『中学故事成語・漢文 新装版 まんが攻略BON!』
『基礎からわかる 漢詩の読み方・楽しみ方 読解のルールと味わうコツ45 コツがわかる本』


漢字は表意文字なので、カタカナよりも視認性が高く、単語の概念が感覚的に伝わりやすいと思います。見慣れない抽象的な概念を表現する際は、カタカナ語よりも漢字語のほうが意味が伝わりやすいのではないでしょうか。例えば、中国語でDX(デジタル・トランスフォーメーション)は数字化转型(数字化転型)、ディープラーニングは深度学习(深度学習)、フィンテックは金融科技です。見たらなんとなく意味が分かりますね。


日本語の基礎には漢文と漢文法を抜きに語ることはできず、より高度な意思疎通として「応用」するだけでなく、日本人である我々の言語や文化の根源を理解する上で役に立てることができるでしょう。

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【Netflix】
『梨泰院クラス』(ドラマ)
ある理由で中卒の前科者になった血気盛んな主人公が仲間を集め小さな飲食店を開き、壮大な野望を実現させるサクセスストーリー。不条理な世の中にもめげずに強大な敵へ立ち向かっていく話がテンポよく進んでいき、見ていて飽きませんでした。そして、食に強い関心を持つ僕はこのドラマを通して韓国の食に興味を持てました。

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『上海要塞』(映画)
2019年の中華SF映画でしたが、非常に残念な内容で退屈でした。同年に大ヒットした「流転の地球」顔負けの映像技術で莫大な製作費をかけていることが伺えますが、映画を通して何を見せたいのかがサッパリ伝わってきませんでした。宇宙人との派手で激熱な戦闘シーンと「上海キャノン」といったトンデモ設定に期待をしていましたが、恋愛シーンも相交わっており、SFらしさがぼやけてしまった印象です。私は退屈してしまいましたが、映像技術だけ気になる方は最初の30分程度見るだけで良いと思います!

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※ 原文はMediumにて5/10に投稿 ※

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