A Perfect Day for Farewell ASDの恋愛作法12
サリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日(A Perfect Day for Bananafish)」からタイトルを取りました。
お別れにうってつけの日、とでも言いましょうか。
今日は好きだった人と会う最後の日でした。
二人で話せる時間をもらえてありがたかったです(周りの方のご厚意にも感謝します)。
出会ってからたったの3か月でした。
でも、3か月間でここまで深い心の交流ができた人は初めてかもしれません。
今年に入ってから4月までの私は絶不調で、4月に出会ったその方にはずいぶん話を聞いてもらって支えてもらいました。
首を吊って死んでしまいたいと言ったこともありました。
いまは笑顔や冗談を取り戻しました。
いろんな方の力添えのおかげですが、その方の存在は特に大きかったです。
とても誠実な人だと感じました。
4か月前には知らない人だったのだと思うと不思議な感じがします。
人との出会いは一期一会です。
私がそこにいなければ、彼女がそこに来なければ、いる時期がズレていれば、出会わない関係でした。
人との縁は不思議なものです。
どこかでバッタリ再会することがあるといいです。
就職できた姿を見せたいですが、それよりも自分らしく楽しそうに笑顔で生きてる姿を見てもらいたいです。
お互い笑顔で感謝を伝え合える最高のお別れができて、温まった心でしばらく過ごしましたが、夜になるとややしんみりしてきます。
来週の日中、「ああ、今ごろ朝礼やってるのかな」とか「お昼食べてる時間だな」とか想像してしまうかもしれません。
でも、今までそうしたことはなかったので、新しい生活にすぐに頭が順応していくのかもしれません。
映画を見ているような3か月でした。
自分のせいで興醒めなラストシーンにしないでよかったです。
彼女のことで傷ついたり落ち込んだりしたことも多かったですが、傷ついたり落ち込んだりするのが人が成長するために避けられないことなのだとしたら、この3か月でそれだけ成長したと思いたいです。
人との出会いは財産です。
私がそこで過ごしたのは1年7か月ですが、彼女と出会えたのが一番の収穫かもしれません。
今よりもっと元気になった姿で、いつか再会できるといいです。
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