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05_養護学校を卒業しました!【想像と見学編】

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こんにちは、イラストレーターのアキタヒロミです。
手術と聞いた時の思い込み、そして、はじめて養護学校を見学した時の感想などをまとめました。
どうぞ、お付き合いくださいませ。

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1.手術をするということ


突然「運動ダメ!」「手術だよ!」となると、ショックが大きいだろうと・・と、早い段階で家族から「痛みが出たら手術になるかもしれないよ」と聞かされていました。

そのため、"いつかは手術"・・というのは、幼い頃からなんとなく自覚していました。

2.手術のイメージ


分かっているようで、分かっていなかった子供の頃の私。
手術=足の切断 をイメージしていました。

実際には、切断しないし、命に関わる病気でもないのですが、子供だった私は、当時、放送されていたお昼のドラマの主人公が骨肉腫で足を切断するシーンを自分と重ね合わせて見ていました。

夏休みに見たなぁ・・という記憶をたどって、wikiで調べてみるとタイトルがわかりました。
※花王 愛の劇場「わが子よ」第5シリーズ ・・骨肉腫と戦った少女と母の物語

家族が遊びに連れて行ってくれた場所など、よく覚えていなくてガッカリされる私ですが、8歳の時に見たこのドラマのこと、しっかり覚えています。
それだけ、印象的だったのでしょうね。

3.療育センター・養護学校の見学


痛みが出てから、手術・治療の話が具体的に決まり、小学4年生の時、入所することになる療育センターと養護学校の見学に行きました。

ここでは、幼稚部〜高等部の子供たちが、治療をしながら廊下で繋がった養護学校に通って勉強をしています。

杖をついている子、歩行器、車椅子を使う子、装具、保護帽をかぶる子・・
見たこと、経験したことのない、今までとは全く違う世界。

そこで生活する先輩たちは、小学生の私からは、なんだかシャキッと自立していて輝いているよう見えました。

ここで、私もこれから頑張るのか・・と、緊張とともに、少ーしだけ新しい生活にワクワクも感じていました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます!
次回は、【入院と転校編】へと続きます。

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