見出し画像

(042) オンラインレクチャーするのが気が重いあなたへ。

大学のオンライン授業がスタートして1週間が過ぎようとしています。この年度から新たに使われることになったWaseda Moodleも大きなトラブルは出ていないようで、よかったです。

私は基本的にレクチャービデオは収録して配信する派ですけど、ZoomやWebexを使ってリアルタイムでレクチャーを配信する派の先生もいるでしょう。その時にどうも話が乗らないと感じることもあります。

それは、受講生がみんな音声をミュートしていて、反応がまったく伝わってこないということに原因があります。教室であれば、ざわざわした感じや笑い声がダイレクトに伝わるのに、オンラインではそれが遮断されてしまうからです。もちろんチャットやSlackで感想を送ってね、とお願いすることはできるのですけど、レクチャーしているときには、それをチェックする余裕もないのです。で、ひとり孤独の中でレクチャーをしなければならないというわけ。

そこでお勧めなのが「Comment Screen」です。これはニコニコ動画のようにスクリーン上にリアルタイムでコメントが流れるものです。これで、レクチャーを聞いている受講生から「びっくり!」とか「おもしろい!」とか「不思議〜」とか送ってもらえば、オンラインレクチャーするのに気が重いあなたも、気分が上がりますよ〜。実際私も使っています。めちゃお勧めです。

使い方はとても簡単。

(1) 上のサイトからアプリをダウンロードして、自分のパソコンにインストールしておく。
(2) 授業の前に、(1)のアプリを起動する。
(2) 授業のはじめに、受講生に上のサイトを開いてもらい、先生が決めた固有のハッシュタグを入力してもらう。
(3) 受講生に何か入力してもらって、先生のパソコンにそれが流れることを確認する。
(4) レクチャー開始。そのときの画面共有は「デスクトップ」に指定する。
(5) レクチャーしているときに受講生が何かコメントすると、リアルタイムで先生のスクリーンにそれが流れ、それが画面共有を通じて受講生に見える。

実際の画面例はこんな感じです。画面上のコメントが右から左に流れていきます。

画像1

これを使うと、レクチャーしながら、リアルタイムでコメントや感想や質問を受け取ることができます。ですので、静かだったレクチャーがこれで盛り上がること間違いなしですよ

「ちはるのファーストコンタクト」私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開しています。週に2本くらいのペースで書いています。ご購読いただけるとうれしいです。月額500円で購読するか、2020年のすべての記事を3000円で読むことができます。

続きをみるには

残り 0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

ご愛読ありがとうございます。もしお気に召しましたらマガジン「ちはるのファーストコンタクト」をご購読ください(月500円)。また、メンバーシップではマガジン購読に加え、掲示板に短い記事を投稿していますのでお得です(月300円)。記事は一週間は全文無料公開しています。