マガジンのカバー画像

ちはるのファーストコンタクト

ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研… もっと読む
毎週月曜と金曜にブログを書いています。それ以外の曜日では、過去記事の切り抜き、質問受け付け、本の紹… もっと詳しく
¥500 / 月
運営しているクリエイター

2019年9月の記事一覧

【アドラー実践】01 21世紀におけるアドラー心理学の価値

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。 早稲田大学エクステンションセンター中野校で、10月3日(木)から「アドラー心理学実践講座(全8回)」が始まります。これに合わせてしばらくの間、アドラー心理学実践講座の内容で書いていきます。 さて、実践講座の初回は、21世紀におけるアドラー心理学の価値ということをお話ししたいと思います。今から約百年前、20世紀の初頭に活躍したアルフレッド・アドラーは「個人心理学/アドラー心理学」を体系づけました。 アドラー心理学の内容は、

有料
100

【Q&A】大学院ゼミでどうふるまうか

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は、質問が1つ届いております。 [Q1] 教育工学の分野では、活発に発言し意見交換できる印象があります。上手く説明できなくても、一旦受けてもらえるように感じます。しかし、私が所属する大学院では、教員の誘導によって意見交換の流れができる印象があります。教員の顔色や様子を見ながら進んでいきます。流れに沿っていない発言をすると

有料
100

【経験したこと】初めてのハワイに行ってきた

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 初めてのハワイに行ってきました。みんな大好きなハワイ、ということで一度は行かなくてはということです。まあ実際はゼミ合宿だったのですけど。ハワイという行き先もゼミ生が決めました。 カカアコというところではこんなストリートアートが人気になっているそうです。 学生はSNSに載せる写真を撮るのがとても上手いです。こんなふうにして撮っているんですね。 ホノルル美術館は行く価値がありました。こんな中庭があってのんびりすることも

有料
100

【Youtube】28 ホノルルを歩いてみた

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックでYoutubeしています。 ちはるちゃんねる第28回目は「ホノルルを歩いてみた」をお届けします。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただきありがとうございます。このマガジンは毎日更新(出張時除く)の月額課金(500円)マガジンです。また「2019年版」ではその年のすべての記事が月額課金よりも割安(3000円)で読めます。テーマは曜日により、(月)アドラー心理学(火)教える/学ぶ(水)研究する(木)お勧めの本(金)

有料
100

【Youtube】27 仙台を歩いてみた

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックでYoutubeしています。 ちはるちゃんねる第27回目は「仙台を歩いてみた」をお届けします。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただきありがとうございます。このマガジンは毎日更新(出張時除く)の月額課金(500円)マガジンです。また「2019年版」ではその年のすべての記事が月額課金よりも割安(3000円)で読めます。テーマは曜日により、(月)アドラー心理学(火)教える/学ぶ(水)研究する(木)お勧めの本(金)思う

有料
100

【本】アラン・S・ミラー、サトシ・カナザワ『進化心理学から考えるホモサピエンス』:進化心理学の全体像を知る

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、アラン・S・ミラー、サトシ・カナザワ『進化心理学から考えるホモサピエンス』(パンローリング株式会社, 2019)を取り上げます。 ■要約進化心理学ではこれまで見逃されてきた人の生物学的な要因を強調する。そこでは自然主義的な誤謬(自然なものは善である:「自然の摂理では男は闘い、女は育むように作られている。だから女は家で子育てに専念し、政治は男に任せるべきだ」)と道徳主義的な誤謬(善であるものは自然である:「リベラルな民主主義は男

有料
100

【アドラー】10月から中野でアドラー心理学実践講座が始まります

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。 早稲田大学エクステンションセンター中野校で、10月3日(木)から「アドラー心理学実践講座(全8回)」が始まります。定員30人で、電話でのみの受付になっています。申し込みが多ければ、定員が拡張されるはずですので、電話をかけてみてください(平日9:30-17:00)。2020年度は8回連続のアドラー心理学講座は開きません(1年間お休みをいただきます)ので、この機会をお見逃しなくどうぞ。 さて、前回でアドラーオンラインの連載が終

有料
100

【Q&A】「それは看護研究ではない」と言われましたが/高3の子が将来を考えています

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は、質問が2つ届いております。 [Q1] 看護系の大学の助手・大学院生(修士)をしています。看護師の自己学習や、学習環境について研究したいと思っています。2点質問させてください。(1) あなたのしたいことは業務改善レベルで看護研究ではない、社会にとって意義がないと言われるのですが、何が違うのかわからずにおります。何が違う

有料
100

【感じたこと】ランディングページをWordpressからnoteにしてみた

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 これまで、向後研究室、ちはる塾、早稲田大学アドラー心理学研究会のウェブサイトをそれぞれ作ってきました。いわゆるランディングページというものです。これらのサイトの作成にはWordpressというサービスを使っています。広告を出さないために年にいくらかのお金を払っています。 向後研究室 ちはる塾 早稲田大学アドラー心理学研究会 で、最近気がついたのです。これらのページはnoteのマガジンでもいいんじゃないかと。という

有料
100

【Youtube】26 日本教育工学会でポスター発表してみた

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックでYoutubeしています。 ちはるちゃんねる第26回目は「日本教育工学会でポスター発表してみた」をお届けします。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただきありがとうございます。このマガジンは毎日更新(出張時除く)の月額課金(500円)マガジンです。また「2019年版」ではその年のすべての記事が月額課金よりも割安(3000円)で読めます。テーマは曜日により、(月)アドラー心理学(火)教える/学ぶ(水)研究する(木)

有料
100

【本】秋田喜代美、藤江康彦編著『これからの質的研究法』:学校をフィールドとした15の実践研究のバリエーション

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、秋田喜代美、藤江康彦編著『これからの質的研究法』(東京図書, 2019)を取り上げます。 ■要約質的研究は単なるデータ分析の方法ではなく、1つの固有な研究領域だ。その特徴は、(1) 実践が刻々と変容し、文脈に依存していること、(2) 実践の意味は研究者と研究対象の関係性に基づいて生成されること、(3) 記述と解釈において研究者自身の立場や影響力を批判的に振り返り反省すること、の3点にある。フィールドにおいて問いを産出する過程に

有料
100

【研究】15 話題に関連する話を広げて聞いていく半構造化インタビュー

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。 前回は、インタビューで聞きたいことは、その人にとって特定のことがらの意味であり価値づけであることを言いました。あることがらの意味や価値づけを聞くためには、その人の感情を手掛かりにして聞いていくといいでしょう。 ■ 「どんなふうに宿題をやれば楽しくできますか」というような質問をすると子どもが答えてくれそうですね。 □ そうですね。「どんなとき宿題をするのが嫌になりますか」というような質問もいいですね。 ■ こんなふうに、感

有料
100

【学びの場】13 オンラインディスカッションをレポートを書く材料として位置づける効果

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらく「学びの場とその設計」という話題で書いています。 前回は、オンラインディスカッションの方法について考えてみました。オンラインディスカッションのやりにくさの原因は、何について書くのか、誰に向けて書くのか、何が最終的な目標なのか、ということが明示されていないことにあります。ですので、これらについて明確にしておくことがオンラインディスカッションを意味のある学習活動にするために必要です。 前回提示した1つのアイデア

有料
100

【アドラーオンライン】27(最終回)親教育プログラムの柱となるもの

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。しばらくアドラーオンラインの内容で書いています。ビデオと質疑応答で学ぶ「アドラーオンライン(第2期)」は募集中です。2回まで試し読みが下記のところからできますのでどうぞご覧ください。 前回は、ペアレントトレーニング、つまり親になることのトレーニングについて説明しました。アドラー心理学をベースにした親教育のコースには、ドライカースからディンクマイヤーが開発した「STEP」、そこから野田が開発した「SMILE」と「Passage」

有料
100