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日本のことを外国語で伝える。

昔と違って、スマホなどの翻訳アプリは格段によくなった。何度か使ううちに固有名詞は覚えてくるし、誤訳も減ってきた。
なるべくすっきりした日本語を訳させるなど、コツはあると思うが。

しかし翻訳アプリが発達しても、日本にしかないようなものや独特の業界用語など、特殊な言葉は意味を説明できないと訳せないものである。
例えばこぎん模様。



これは「四つこごりの糸柱入りきくらこ」。
四つこごりは四つの氷の塊、「きくらこ」はあぐらのように足を組んだ形だそうで。

このように説明を入れて訳した。

Kogin pattern "Four ice blocks and a crossing shape having pillar of thread ".
Yotsukogori means four ice blocks,called “Kogoriko.”Itis also called“Kogoriko”.

“Kikurako”means the shape of the legs when sitting cross-legged in Tsugaru dialect word.

「英語で日本の文化を紹介する」とは私の高校時代の夢だった。
その頃得意科目だった英語を使って何かをしたいと思っていたけど、それなら日本のことを知らないと伝えられない。
そう思って大学に進み、歴史を専攻した。

伝えるべき日本文化とは何か。
学ぶほどに、ひと言で伝えられるものではないように思える。
江戸文化も京文化も、津軽の文化もそれぞれ違う。

日本文化とは、それぞれの地域固有の文化と交流から成り立っているような気がする。様々な文化が混ざり合うことは、ある種の許容性があったはず(そう言い切るには問題が些か多い気もするか。様々な場で「負けた文化」もあるはずなので)。
その中で豊かな文化が育まれてきたのではと感じる。

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こひろ@こぎん刺しのテディベア作家kogin*bear style
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