見出し画像

繋げる(KOGADOの冒険ワークショップ vol.56)

れいな先輩:
 よろしくお願いします!

北川:
 なんか涼しくなってきたよね?ここ数日。

れいな先輩:
 週末にかけて落ち着くと見た気がします。このままずっと落ち着いてくれると……いいんですが……。

北川:
 だねえ。一方で、なんか寂しくもあるけどね。
 コミケはどうでした??

れいな先輩:
 2回目なのに何を、って感じではありますが、本当に右も左もわからずで……、無事終わったことが未だに信じられないような気持ちです;;

北川:
 そうなの? なんかしれっとやってたのかと思ってた。

れいな先輩:
 しれっとの正反対です、本当に。
 当日は楽しく、暑さにだけ気をつけてやらせていただいてましたが、準備段階は全然、今になってもまだ抜けがあるのでは?!と思ってます笑

北川:
 なんかちょっとわかるかも。うつらうつらしてる時とかに、「あれっ?!あれ忘れてるんじゃない??」とか?

れいな先輩:
 この手続きしてませんよ!!!って突然連絡が来ないかな?!とずっと思ってる感じです、もう当日も終わってるのにそんなことはほぼありえないのですが……笑

北川:
 面白いw
 初めてやった事がまだ多かったって感じ? 2回目になると、ああハイハイ、コレですね、ってなるじゃん?

れいな先輩:
 そうですね、準備会さんとのやり取りを自分がメインでさせていただのはほぼ初めてだったので、本当にこれで大丈夫かな?!と色々な方のお力を借りながらなんとかかんとかやらせていただいた感じでした。かと言って次回も、なんだかんだバタバタ焦っているような気はするのですが……笑

北川:
 「これであってるのかな?」の恐怖ってすごいよね。

れいな先輩:
 本当に凄まじいです、例えば書類を提出して受領しました、って連絡を頂いても本当に受領したんですか?!という恐怖が常にありました……。

北川:
 ある日「間違ってました。で、もうアウトです!」とか言われんじゃないか、みたいなねw

れいな先輩:
 そうですそうです!笑 絶対そんなわけなくて、間違ってたらきっとご連絡いただけるはずなんですけど!!笑 未だにそれが、ありますね、心の中に。

北川:
 なんか、調べてみると俺らでもやれるな、って仕事とかあるけど、こういう心理的コストとか考えると、誰かにお金払ってやってもらいたいわーって気持ちになるよね。

れいな先輩:
 心理的コストもなく、確実にこなしていただけるならそっちの方がいい!とおもってしまいますね……。
 でも当日はもうとにかく楽しかったです。お祭りごとが大好きなので、あの空間にいることがもう楽しい!って感じでした。

北川:
 お祭りごと、好きなのね。

れいな先輩:
 賑やかなこと、大体好きです。

北川:
 もう少し分解すると、どういうところが好き?

れいな先輩:
 とにかくポジティブなエネルギーで溢れているところが好きです!みんながその日を、その場所を楽しみに過ごしてきて、楽しむということに全てのパワーを使っているのを感じると、ポジティブで楽しいパワーにあてられて自分も楽しくなっちゃうところが本当に素敵だなあとおもいます。
 私自身人の感情にあてられやすいので(?)、楽しんでる人がたくさんいるとそれだけで楽しくなっちゃいます。

北川:
 ネガティブな気がないもんね。自分が愛するもののためにっていう気持ちに満ちてる。

れいな先輩:
 特にコミケは皆が参加者!という意識を持って参加なさってる方が多いと思うので、より助け合いだったりの気持ちを持ってる方が多いのかもですね。

北川:
 「コミケにはお客様はいない」ってやつね。世にあるさまざまなイベントとか催し物は多少なりともtakerがいるけど、アイドル現場とかも、基本はgiverマインドに満ちれるよね。

れいな先輩:
 ですね!統率が取れているというか、皆が同じ方向を向いているというか……やっぱり他のイベントとはまた違うなあと参加する度に思います。
 アイドル現場は確かにそうかも、アイドルとファンはお互いがお互いに愛をあげよう!!ってことが(多分)多いので、暖かいのかなあとおもいますね。例外はありますが……。

北川:
 この考え方は日本特有のもので、なかなか輸出ができないのかもしれないね、ってすべての世界の文化を知ってるわけじゃないんだけど、なんか日本人の、ともするとめんどくささの象徴っぽさあるよね。

れいな先輩:
 そうかもしれないですね、私も日本以外に造詣が深くないのでなんとも言えませんが笑
 ……日本人のめんどくささ?

北川:
 コミケで。印象に残ったこととかは?

れいな先輩:
 SR20周年というところにフォーカスを当ててブースや新グッズを展開したのですが、本当にシンフォニック=レインという作品が今もなお愛され続けているのだなと痛感しました……!

北川:
 ほんとね。

れいな先輩:
 正直、普段は工画堂ブース目当てで、という参加者の方はそんなに多くないのかな?と思っていたのですが、今回は開場直後から列が出来るくらいブースにお越しいただいたり、お買い物をしながら感極まって涙ぐむ方もいたと伺って……。なんだか私までじんわりと胸に沁みましたね

北川:
 ありがたいよね。文字通り、そうそうあるものではない貴重なものだって意味で。

れいな先輩:
 本当にそうです、有難い、ですね。

北川:
 わかるなんて軽々しく言えないんだけど、なんかわかるんだよな。なににも変え難い何かがあるんだよね。背景は人それぞれなんだろうけど。

れいな先輩:
 でもきっと受け取り手側目線になってみると、自分の好きなゲームが20周年を大々的にお祝いして色々新しいことをしている、っていうのも本当に嬉しいことなんじゃないかなと思います。普段色々なエンタメを受け取って生きている立場の人間としてきっとそうだろうな、と。

北川:
 疎かにできないなって、背筋が伸びるよ。毎回そうだ。そのためにコミケに出てるといっても過言じゃないな。

れいな先輩:
 ユーザーさんが大切にしてくださっている分、作品とユーザーさんを私も大切にしたいなとあらためておもいました。

北川:
 インスパイアされた?

れいな先輩:
 当日は本当に、目の前のことに精一杯なところではあったのですが、グッズを手に取って喜んでいただいているのを見ると本当に嬉しかったですし、こうやって笑顔を作り出すお手伝いをもっとできたらな、とおもいました!

北川:
 そかそか。繋げられるといいね!気持ちを。

れいな先輩:
 繋げていきます!幸せを!

北川:
 ありがとう、いただきました。

れいな先輩:
 いただかれました、ありがとうございます。



 夏休みをたっぷりいただきました。ありがとうございます。
 MDの一大イベントコミケが一つ終わりました。なんとなくコミケも「ひと昔まえの空気」に戻ってきた気がしなくもないな、という古参老害の印象でした。
 背筋を伸ばしたまま、冬に備えます。

 今週はこの辺で。
 また次回。

※「KOGADOの冒険ワークショップ」では、ソフトウェア開発部の北川がその時思いついた事柄を駄文にしたためております。取り上げて欲しい事柄などありましたらお気軽にリクエストください。
 コメント欄、またはTwitterメンション、DM、またはユーザーサポートメールまでどうぞ。

この記事が参加している募集

頂いたサポートのおかげで、明日も工画堂文庫を開店できます。