211007 養分

夕飯。バーンモントカレー甘口を角切り豚肉で、じゃがいもデカめで。朝作っておいたから気が楽だった。しょうがとにんにく入れるの忘れて後からいれてちょっと旨味が足りないカレーになったなあ。紅しょうがをカレーに添えるか一瞬わかんなくなった。たぶん福神漬けと混同した。紅しょうがはカレーじゃなくて牛丼だ。牛丼とカレーは茶色だから脳が混乱した?!

今日気になったこと。朝、ラジオ聞いてて、リスナーからの反響があった話をアンコールで放送します、とか言ってたから、ホォと思いつつ聞いてた。そしたら広告業界のアートディレクターの人が語る、愛犬が死んだ話だった。ざっくりいうと、癌になった愛犬を腕の中で看取り、はじめての死を体験した自分の娘は、前より丁寧に生きものの世話するようになった、天国の愛犬よありがとう、みたいな内容。

その後別のラジオをYou Tubeで聞いてたら、たまたま別の人(社会学者)が同じような愛犬の死の話をしていた。その人は子どもの頃犬が死んだ時、死に目にあえなくて、誰かに「心配させたくないから○○ちゃんの前じゃないところで死に場所を選んだんだよ」みたいなこと言われて、逆に悲しくなったと言っていた。そんな気遣いされたのかと。私は後者のほうが気持ちがわかる。前者みたいに人間が勝手に生きものの死を利用してありがたがったり、死を都合よく解釈するのはなーんかモヤモヤする。犬はその人に教訓を授けに生きたわけじゃない。たまたま生まれてたまたまその人の近くで死んだ。意味はない。まして犬の気持ちなんてわからない。なのに、死を高級ステーキみたいにまるごと自分の養分にするところに傲慢さを感じる。死をもっと静かにかみしめられないのかねぇ。。。ラジオでいっちゃうところとか。まぁ私はただ単にそのアートディレクターがあまり好きじゃないだけだ。(大学時代、就活の学内選考でその人が面接官の一人でいて、その時の態度があまりよくなかった。回転イスをゴロゴロして移動してた)

グダグダ書いたけど、同じような生きものの死でも捉え方が違う例が同じ日に見れたので興味深かったです。

しかし、人間は思い込みとか無神経さがつよいほうが幸せなのかな。主人公気質というか。

陰キャな私は違和感を大事にやってくしかないね。私も傲慢だけどさ。