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曖昧な表現、そのままにしてない?の話

レッスンを受ける上で講師とのコミュニケーションは必要不可欠です。

目標の共有、そして目標に向けてのステップの確認、現状の把握、体調(メンタルの面も含めて)のこと、今の課題などこれらは講師とその都度確認していくべきことだと思います。

そしてそのコミュニケーションの中で、
講師側も気をつけないといけないことの一つとして、曖昧な表現をつかった指導があります。
これは受け手側も、ん?と思ったらすぐにクエスチョンをぶつけるべきことなんですが。

結構あるんと思うんです、共有できていない言葉。

例えば、

○"声のトーン"とは?

音色なの?明るさなの?


○"ピッチ"とは?

はやさ?音程の正確さ?

○"うまい"歌って?
"うまくなりたい"とは?

音程の正確さ?感情表現?
自分が出したい音をコントロールできること?


などなど。
考えてみるとたくさんありますよね、
曖昧な表現や、
共通の認識を持てているのかが微妙な言葉。

普段の生活でも
"しっかり"とか、"ちゃんと"とか、
こういうのも曖昧な(ある種、便利な)言葉ですよね。


講師側はどうしても専門的な言葉を使いがちで、
自分たちは慣れ親しんだ言葉だけれど、
ボイトレを受けたことがない人からすると初めて聞く言葉もたくさんあるはず。(ヨガやボディワークなどのレッスンも同じです。)

そんな時は、恥ずかしがらず、
「○○ってなんですか?」と、気軽に聞いてください。
その質問がレッスンの質をあげます。


今一度、自分の使っている言葉も
見直してみてください。
意外とあるよ、曖昧な表現。そして曖昧なまま理解したふりをしている言葉たち。



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